ヴェズレー
ヴェズレー(Vézelay)はフランス中部のブルゴーニュ地方、ヨンヌ県の古都である。ベズレーとも表記する[1]。
Vézelay | |
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行政 | |
国 | フランス |
地域圏 (Région) | ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏 |
県 (département) | ヨンヌ県 |
郡 (arrondissement) | Arrondissement of Avalon |
小郡 (canton) | ヴェズレー郡 |
INSEEコード | 89446 |
郵便番号 | 89450 |
市長(任期) |
アンドレ・ヴィリエール (2008年 - 2014年) |
人口動態 | |
人口 |
市: 492人 (1999年) |
人口密度 | 978人/km2 |
地理 | |
座標 | 北緯47度27分59秒 東経3度44分54秒 / 北緯47.466389度 東経3.748334度座標: 北緯47度27分59秒 東経3度44分54秒 / 北緯47.466389度 東経3.748334度 |
標高 |
平均:302m 最低:170 m 最高:339 m |
面積 | 市: 21.83km2 (2 183ha) |
概要
編集丘上にあり、マグダラのマリアの遺骸(頭蓋骨)を移送したと主張するサント=マドレーヌ大聖堂などがある[2]。「ヴェズレーの教会と丘」という名で1979年にユネスコの世界遺産に登録されている。中世自由都市のひとつ。1146年の復活祭の日(3月31日)では、この地で聖ベルナールが第二回十字軍を提唱した。またロマン・ロラン終焉の地でもある。
町の通りに埋め込まれている帆立貝の文様は、聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへの道しるべである。道はここから遠く、ピレネー山脈を越えてスペインへと続く。ヴェズレーから国境を越え、イベリア半島北西部に続く巡礼道である。この道も「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」として世界遺産に登録されている。
出身者
編集- テオドール・ド・ベーズ - 神学者
脚注
編集- ^ “ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説”. コトバンク. 2018年2月25日閲覧。
- ^ 寺田直子『フランスの美しい村を歩く』東海教育研究所、2016年、90頁。ISBN 978-4-486-03796-5。
外部リンク
編集- 世界建築ギャラリー 「ヴェズレーのラ・マドレーヌ聖堂」 - ウェイバックマシン(2004年9月10日アーカイブ分)