三善 清江(みよし の きよえ、生没年不詳)は、平安時代前期の貴族。姓は宿禰。参議・三善清行の近親か?。官位は従五位下・丹波介
左大史を経て、清和朝初頭の貞観2年(860年)外従五位下に叙せられる。貞観3年(861年)東大寺大仏の供養が行われた際、中納言・伴善男らとともに東大寺に派遣されて供養を監修した。貞観4年(862年)正月に美濃介に任ぜられるが、父(三善氏吉か?)が没したことから喪に服するために官職を辞し、翌貞観5年(863年)3月に美濃介に復任される。
貞観9年(867年)内位の従五位下に叙せられ、丹波介に任ぜられた。
『日本三代実録』による。