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三式簿記は、簿記における記帳法の一種であり、単式簿記および複式簿記を拡張したものである。[1]

議論の出発点は複式簿記における

資産 − 負債 = 収益 − 費用

あるいは

財産 = 利益 ・・・(1)

であり、この等式の拡張としていくつかの形式が提案されている。

時制的三式簿記編集

出発点の等式(1)に対し、財産(= 資産 − 負債)を現在、利益(収益 − 費用)を過去と解釈し、新たに未来を表す予算を付け加えて

予算 = 財産 = 資本

とする方法である。この方法によれば、予算書を簿記および既存の財務諸表に含めることができる。

微分的三式簿記編集

出発点の等式(1)に対し、財産をストック、利益をフロー(ストックの時間微分)と解釈し、新たにフローの時間微分を表す利力を付け加えて

財産 = 利益 = 利力

とする方法である。利益の変動を表すことができるが、そのためには利力に属する勘定科目を新たに必要とする。

参考文献編集

  1. ^ 井尻雄士 『三式簿記の研究』 中央経済者、1984年。ISBN 4-481-05113-2 

外部リンク編集

関連項目編集