商学部

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商学部(しょうがくぶ)は、大学学部の一つ。商学の教育、研究がなされる。

概要編集

明治時代に設立された簿記講習所以来、商法講習所三菱商業学校等のような実社会と学問を横断させる実学教育の流れを汲む。授与する学位は主に学科ごとに異なる例が多い。学士号称号の扱いであった当時においては、商学科、商業学科などでは「商学士」、経営学科などでは「経営学士」などが授与されたが、近年学士号が学位に昇格したのにともない、商学科などでは、「学士(商学)」、 経営学科などでは「学士(経営学)」などが主な授与例となっている。 商学部を卒業するなど、商業に関する学科を専攻して学士学位を取得した者が、1年以上その学科に関する実地経験(商業に関する実務で技術優秀であること)を有する場合には、教育職員検定を経て高等学校教諭一種(商業実習)の普通免許状を取得することも可能となっている(教育職員免許法・別表第五)。 教育内容は、商学マーケティング簿記会計学経営戦略論経営学経済学などが挙げられる。修学における基礎的素養として簿記検定の受験が奨励されている。さらに学習の習熟が進んだ者は国税審議会が行う国家試験である税理士試験公認会計士・監査審査会が行う国家試験である公認会計士試験を受験している。卒業後の進路は税務大学校を経て国税専門官となる等が挙げられる。今日、日本では国際貿易の進展著しいため、商学研究の一分野である会計学と国際租税法に関して国際協調(経営戦略論)の観点から、財務省(税務大学校)において官学協力の下、慶應義塾大学大学院商学研究科世界銀行国際租税留学制度等が創設されている。経営学部と近い内容となっている。

大学の商学部設置概況編集

日本国内における創成期の商業学校は、商法講習所(現・一橋大学)、三菱商業学校慶應義塾分校)、大阪商業講習所(現・大阪市立大学)が設立され、その後大学へ継承されている。

その後、旧制商科大学が前身の一橋大学・大阪市立大学、旧制高等商業学校単独で新制大学に移行した小樽商科大学の三大学に設置されている。(なお「旧三商大」とは一橋大学、大阪市立大学、神戸大学の三大学を指す。)

商学部・経営学部を設置していない国公立大学では商学・経営学系は経済学部内に学科やコースとして存在している場合が多い。商学・経営学系と経済学系で学部が分かれている大学は商学部か経営学部どちらか一方の学部が設置されているのが通常であるが、私立大学の明治大学専修大学高千穂大学愛知学院大学名古屋商科大学大阪学院大学九州産業大学では商学部と経営学部が設置されており、専修大学を除いて、両学部同じキャンパスにある。

なお、商学士の称号を授与することができた最初の学校・課程は、東京高等商業学校(現・一橋大学)専攻部である。 日本で最も歴史の古い私立大学商学部は、1904年に設立された明治大学商学部である。 また、日本で最も古い旧制大学商学部は1920年に公示された大学令の下、1920年2月5日に改めて旧制大学に昇格し設立認可された早稲田大学商学部である(一橋大学は1920年3月31日、明治大学商学部は1920年4月15日、慶應義塾大学商学部は1957年)。学術団体については、1951年4月21日、日本商業学会が慶應義塾大学教授向井鹿松を初代会長として設立された[1]

商学部を置く大学編集

国立編集

※「商学部」を置く大学

公立編集

※「商学部」を置く大学

※「商学部」に類する学部を置く大学

私立編集

※「商学部」を置く大学

北海道
関東
中部
近畿
中国
九州

中華圏編集

かつて商学部が存在した大学編集

脚注編集

[脚注の使い方]

注釈編集

出典編集

  1. ^ 学会HP”. 日本商業学会. 2022年1月23日閲覧。 個人会員1,072名,賛助会員11社・団体,購読会員32件 (2019年7月現在)

関連項目編集