上勢頭 亨(うえせど とおる、1910年 - 1984年[1])は、沖縄県出身の・民俗学者。竹富島の民俗研究に功績があり、島の自然を守る思想的指導者的存在であった[2]

1949年浄土真宗本願寺派竹富詰所長に任命され、1957年には日本最南端の寺である喜宝院を開いてその住職を務めるかたわら[1]、竹富島の民俗資料を蒐集し民俗資料館「蒐集館」を1963年に設立。蒐集館には約4000件の民俗資料が展示されており[3]、このうち842点は2007年に「竹富島の生活用具」として登録有形民俗文化財に登録された[4][5]

著作

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脚注

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  1. ^ a b 竹富島誌 〈オンデマンド版〉 法政大学出版局
  2. ^ 谷沢明「1970年代前期の開発と保存に関する動向 : 沖縄県竹富島における観光文化研究 (1)」『愛知淑徳大学論集. 現代社会学部・現代社会研究科篇』第15号、愛知淑徳大学現代社会学部、2010年3月、17-35頁、CRID 1050001202564031104hdl:10638/5001ISSN 1881-1922 
  3. ^ サポート施設 竹富島ゆがふ館
  4. ^ 竹富島の生活用具 - 文化遺産オンライン文化庁
  5. ^ 竹富島の生活用具 - 国指定文化財等データベース(文化庁
  6. ^ 竹富島誌 民話・民俗篇 法政大学出版局
  7. ^ 竹富島誌 歌謡・芸能篇 法政大学出版局