上島 忠雄(うえしま ただお、1910年10月25日 - 1993年10月31日)は、日本の実業家UCC上島珈琲の創業者。奈良県磯城郡田原本町出身[1]。 長男は上島達司

経歴・人物

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ウエシマコーヒーフーズ創業者の上島治忠の弟として誕生。1928年奈良商業学校を卒業[1]1933年に上島忠雄商店(のちのUCC上島珈琲)を創業[1]1980年から同社の会長に就任した[1]1961年には上島珈琲会館を設立し、社長に就任した[1]

全日本コーヒー協会会長を務めるなど日本のコーヒー普及に尽力した[1][2]

1982年勲三等瑞宝章を受章し、1991年ブラジルからリオ・ブランコ・コメンダドール勲章とエルサルバドルからホセ・マティアス・デルガド・グラン・オフィシャル勲章を授章した[1]

1993年10月31日急性心不全のために神戸市の病院で死去[2]。83歳没。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 「現代物故者事典 1991-1993 p93」
  2. ^ a b 1993年 11月1日 日本経済新聞 夕刊 p1