中川邦夫

日本の機械工学者

中川 邦夫(なかがわ くにお)は、日本の機械工学者大阪工業大学工学部機械工学科元教授・元モノラボ学生ソーラーカープロジェクトチーム技術顧問。工学博士(北海道大学)。

専門は、自動車工学(特に、電気自動車/EV・ソーラーカー)、空気力学流体工学

略歴

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1970年北海道大学工学部機械工学科卒業。1975年同大学大学院工学研究科機械工学専攻博士課程修了、のちに工学博士(北海道大学)[1]三菱自動車工業乗用車開発本部にて研究開発に従事。 2002年芦屋大学経営教育学部教授などを経て、2009年大阪工業大学機械工学科教授。2018年大阪工業大学退官[2]

芦屋大学では、ソーラーカープロジェクトを指揮し、「DREAM CUPソーラーカーレース鈴鹿」2007での総合優勝(3連覇)[3]オーストラリアの「ワールドソーラーチャレンジ国際大会」2007(アドベンチャー部門)での優勝など、市民文化の向上発展に貢献し、第41回芦屋市民文化賞を受賞[4]

大阪工業大学では、モノラボ学生ソーラーカープロジェクトチーム技術顧問も務め、機械工学科生らが所属する同チームが「ソーラーカーレース鈴鹿」2013(オリンピアクラス)で準優勝している[5] 。また、奈良県川上村への連携活動として、2011年より「大阪工業大学ソーラーコンバートEV開発プロジェクト」を牽引し[6][7]電気自動車(EV)を題材にした機械工学科3年次のPBL教育に貢献した[8]

主な所属学会は、日本機械学会自動車技術会日本太陽エネルギー学会。 主な受賞は、日本機械学会論文賞(1980)、自動車技術会 「技術部門 貢献賞」(2014)[9]。主な著書は、自動車技術シリーズ7/10. 自動車の計測解析技術/自動車のデザインと空力技術 - 自動車技術会編(共著、朝倉書店1998、学術書)、自動車技術ハンドブック -1.基礎・理論編(共著、自動車技術会1990、学術書)など。

主な研究

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出典

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