中沢洽樹
中沢 洽樹(なかざわ こうき、1915年11月15日[1]- 1997年6月18日)は、日本の聖書学者。立教大学名誉教授。
略歴
編集高知県生まれ。1938年東京帝国大学文学部宗教学科卒業。1950年から1952年までニューヨークのユニオン神学校に留学。1954年立教大学文学部キリスト教学科助教授、のち教授。1962年「第二イザヤ研究」で東京大学より文学博士の学位を取得。1980年定年退任、名誉教授。
著書
編集単著
編集- 『苦難の僕 イザヤ書53章の研究』新教出版社、聖書学叢書 1954
- 『若き内村鑑三論 職業と結婚をめぐって』待晨堂書店、1958
- 『イザヤ書 第2巻 (第40-66章)』新教出版社、旧約聖書註解シリーズ 1959
- 『第二イザヤ研究』山本書店、1962
- 『日本の聖書学』山本書店、1968
- 『内村鑑三 真理の証人』キリスト教夜間講座出版部、1971
- 『忘却と想起』山本書店、1972
- 『ヨブ記のモチーフ』山本書店、1978
- 『続・忘却と想起』山本書店、1979
- 『続々・忘却と想起』山本書店、1982
- 『「空の空」-知の敗北』山本書店、1985
- 『忘却と想起 第4』山本書店、1988
- 『旧約遍歴』山本書店、1991
共編
編集翻訳
編集論文
編集参考
編集脚注
編集- ^ 『現代日本人名録』1987年