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中沼町(なかぬまちょう)とは、札幌市東区にある地名である。市の北部に位置し、モエレ沼を囲むように広がっている。また、豊平川石狩川の合流地点に接している。石狩川の対岸の一部も地区に含まれている。

中沼町
中沼神社
中沼神社
中沼町の位置(札幌市内)
中沼町
中沼町
中沼町の位置
北緯43度08分9.51秒 東経141度26分17.92秒 / 北緯43.1359750度 東経141.4383111度 / 43.1359750; 141.4383111
日本の旗 日本
都道府県 北海道
市町村 札幌市
行政区 東区
人口
2017年(平成29年)1月1日現在[1]
 • 合計 573人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
007-0890
市外局番 011[2]
ナンバープレート 札幌

一帯は豊平川の氾濫によって作られた湿地帯であった。現在では農地として利用可能な土壌になっている。

歴史 編集

札幌市に合併される前は、篠路村字中野(なかの)と篠路村字沼の端(ぬまのはた)の2地域に分かれていた。中野はモエレ沼の北西にあり、札幌で時計店を営んでいた大地主の姓から地名をつけた[3]。沼の端はモエレ沼の東側の地域で、文字通り沼の端であることから名づけられた[4]

中沼は「中野」のと「沼の端」のを取って付けられた地名である[3]

  • 1949年(昭和24年):篠路村字中野と篠路村字沼の端を篠路村字中沼と改称。
  • 1955年(昭和30年)
    • 3月1日:篠路村が札幌市と合併、中沼町と改称。
    • 4月1日:札幌市と江別市との間で豊平川を挟んでの境界変更。江別市字角山の一部が中沼町に編入。
  • 1972年(昭和47年):区制施行、東区の一部になる。同時に篠路町福移の一部を編入。
  • 1993年(平成5年):中沼町の一部を住居表示に伴って中沼西として分離。
  • 2005年(平成17年):中沼町の一部を住居表示に伴って中沼として分離。

施設 編集

脚注 編集

  1. ^ 札幌市 (2017年3月15日). “人口統計”. 札幌市. 2017年3月20日閲覧。
  2. ^ 総務省総合通信基盤局電気通信事業部電気通信技術システム課番号企画室 (2014年4月3日). “市外局番の一覧” (PDF). 総務省. p. 1. 2016年5月4日閲覧。
  3. ^ a b 『札幌地名考』p.65
  4. ^ 『札幌地名考』p.66

参考文献 編集

外部リンク 編集