丹下茂十郎
丹下 茂十郎(たんげ もじゅうろう、1880年(明治13年)8月24日 - 1938年(昭和13年)2月4日[1])は、日本の衆議院議員(立憲政友会)。
経歴
編集愛知県東春日井郡勝川町(現在の春日井市)に、丹下武左衛門の二男として生まれる[2]。愛知県の農林学校を卒業後、東春日井郡の書記、ついで愛知県の技手を務めた[3]。その後、判任官から高等官に昇任し、農商務省農務局事務官補を務めた。さらに滋賀県産業主事、理事官に任じられ、勧業課長、蚕糸課長、商品陳列所所長などを歴任した[4]。
1924年(大正13年)、第15回衆議院議員総選挙に出馬し、当選。以後、6回の当選を重ねた。その間、廣田内閣で大蔵参与官を務めた。
脚注
編集参考文献
編集- 『衆議院要覧(乙)昭和十二年十一月』衆議院事務局、1937年。
- 大石末吉『普選の勝者 代議士月旦』東京平和新報社出版部、1928年。
- 広幡明男『大正十三年五月当選 代議士詳覧』泰山堂、1924年。
- 加藤紫泉『新代議士名鑑』国民教育会、1924年。