亀井 要(かめい かなめ、1919年大正8年)2月17日[1] - 没年不詳)は、日本の実業家、株式会社三省堂元会長、社長[2][3]

人物・経歴 編集

東京府(現東京都[1])出身。1919年、亀井寅雄三省堂書店創業者・亀井忠一の四男)の長男として生まれる[2]

1942年、立教大学文学部卒業[3]。大学卒業後、家業の株式会社三省堂に入社。(株式会社三省堂は、父・寅雄の提案により1915年に三省堂書店から出版事業部が分離独立して設立されている。)

1947年、三省堂常務、1951年同社専務と歴任し、1956年三省堂社長に就任[2]

その後一旦、社長を退くが、1961年三省堂取締役に再任され、1965年に会長に就任。1970年に再び三省堂社長となった[2]

株式会社三省堂は、1970年代後半に出版業務の不振から経営破綻し、その際に亀井家は経営から離れることとなったが、会社はその後の立て直しに成功した[4]三省堂書店については、現在でも、創業者一族の経営となっている。

脚注 編集

参考文献 編集

  • 『出身県別 現代人物事典 西日本版』株式会社サン・データ・システム、1981年。