井上銀一(いのうえ ぎんいち、1923年12月23日[1] - 2015年1月10日)は岐阜県出身の会社経営者。

人物 編集

1923年岐阜県根尾村(現・本巣市)生。1947年、女性用ファッション(婦人服)の専門店として岐阜市に井上商店を創業。日本の婦人服分野の草分けとなった。その後東京に進出して、1956年、自らの氏名から取った「井銀株式会社(現・イギン株式会社)」として法人化し、自ら各地のデパートなどに営業に回って販路を拡大するとともに、専属のデザイナーを多数擁して、デザイン・製造・販売の一体化による、「日本一高品質・高級感のあるファッションブランド」を作り上げた。この功績がたたえられ、1999年岐阜新聞主催の「岐阜新聞大賞・産業賞部門」を受賞した。

2015年1月10日、肺炎のため死去。享年91。

脚注 編集

  1. ^ 『現代物故者事典2015~2017』(日外アソシエーツ、2018年)p.66

外部リンク 編集