井代村

日本の愛知県八名郡にあった村

井代村(いしろむら[1])は、愛知県八名郡にあった。現在の新城市の一部にあたる。

いしろむら
井代村
廃止日 1906年7月1日
廃止理由 新設合併
高岡村名号村名越村能登瀬村井代村睦平村細川村七郷村
現在の自治体 新城市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 愛知県
八名郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 295
(『角川日本地名大辞典 23 愛知県』147頁、1891年)
隣接自治体 能登瀬村、細川村、大野町南設楽郡長篠村
井代村役場
所在地 愛知県八名郡井代村
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地理 編集

宇連川左岸に位置していた[2]

歴史 編集

  • 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、八名郡大野村、細川村、睦平村、井代村、能登瀬村、名越村、名号村が合併して村制施行し、大野村が発足[3][4]。旧村名を継承した大野、細川、睦平、井代、能登瀬、名越、名号の7大字を編成[4]
  • 1890年(明治23年)10月20日、大字大野以外の各大字がそれぞれ分立して村制施行し、名号村名越村能登瀬村井代村睦平村細川村が発足[1][2][3][4]。大字は編成せず[2]
  • 1891年(明治24年)大野村、名号村、名越村、能登瀬村、睦平村、細川村と、七ケ村組合村を結成[4]
  • 1892年(明治25年)4月18日、大野村が町制施行し大野町となる[3]
  • 1893年(明治26年)八名郡高岡村が組合村に加わり一町七ケ村組合村となる[4]
  • 1906年(明治39年)7月1日、八名郡高岡村、名号村、名越村、能登瀬村、睦平村、細川村と合併し、七郷村を新設して廃止された[1][2]。合併後、七郷村井代となる[2]

地名の由来 編集

戦国時代田峯城主・菅沼定広の子・菅沼定仙が城を構え、その城が井代と書き換えられたもの[2]

産業 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』54頁。
  2. ^ a b c d e f g 『角川日本地名大辞典 23 愛知県』147頁。
  3. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』137頁。
  4. ^ a b c d e 『角川日本地名大辞典 23 愛知県』286頁。

参考文献 編集

関連項目 編集