人蛇大戦 蛇』(にんじゃたいせん へび、原題:人蛇大戰、英題:Calamity of Snakes)は、1982年制作台湾香港合作のパニックホラー映画

人蛇大戦 蛇
タイトル表記
繁体字 人蛇大戰
簡体字 人蛇大战
拼音 Ren she da zhan
英題 Calamity of Snakes
各種情報
監督 張旗(ウィリアム・チャン)
脚本 蔡国栄(ツァイ・クォジュン)
李康年(リー・ホンニン)
製作 張茜西(チャン・サイサイ)
王再慶(ウォン・チョイヒン)
製作総指揮 張堆樹(チャン・ドイシュー)
出演者 後述
音楽 シャーマン・チョウ
撮影 ウォー・ユン
製作会社 旗和影業公司
配給 日本の旗 ジョイパックフィルム
公開 中華民国の旗 1982年
日本の旗 1984年11月23日
上映時間 87分
製作国 中華民国の旗 台湾
香港の旗 イギリス領香港
言語 北京官話
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撮影には全て本物のヘビを使用しており、殺されたり焼かれたりするのも全て本物のヘビである。ただし大蛇は一部作り物である。ヘビの大群が人を襲う動物パニック・ホラーを中心に、人間対ヘビのカンフーアクションや、なぜか消防隊火炎放射器を使用する”など、ハチャメチャな演出が満載の映画である。

あらすじ 編集

手抜き工事で暴利をむさぼる悪徳建設業者の富仁は、アメリカ帰りの若い設計士・正豐に高級マンションをわずか8カ月で完成させろと命じる。富仁の一人娘・秀梅はそんな正豐に恋をする。

数日後、マンション建設現場の地中からヘビの大群が出現し、工事は中断する。それを聞いた富仁は周囲の制止を振り切って、自らブルドーザーを操縦しヘビの大群を轢き殺してしまう。

その報復に、1頭の大蛇ボアに率いられた大群の生き残りが作業員を殺害した。富仁は今度はヘビ退治の名人・リンに退治を依頼、リンは壮絶な闘いの末にボアを倒したが、もう1頭、別のボアが潜んでいた。

そして高級マンションは完成。富仁は入居者や取引先を招き、最上階の部屋で盛大なパーティーを催す。その頃、もう1頭のボアに率いられたヘビの大群が地下から出現、復讐のため最上階の部屋まで上がってきて人々を襲う。

警察と消防隊が出動、人間対ヘビの壮絶な最後の闘いが始まった。ヘビは次々に火炎放射器で焼かれ、富仁も自ら刀を振るってヘビを切り殺していく。ついにボアも焼かれるが、火だるまになりながらも最後の力を振り絞り、富仁に巻き付いて地上へと転落していった。正豐と秀梅は消防隊に救出された。

キャスト 編集

  • 正豐:向雲鵬(ヒョン・ワンパン)
  • 秀梅:羅璧玲(ロー・ピーリン)
  • 富仁:高遠(カオ・ユアン)
  • 魏平澳(ウェイ・ピンアオ)
  • 欧陽莎菲(オーヤン・シャーフェイ)
  • 盧台蘭(ルー・タイラン)
  • 周仲廉
  • 林忠男

外部リンク 編集