仲宗根嶂山

琉球王国・沖縄県の画家

仲宗根 嶂山(なかそね しょうざん、1843年尚育9年) - 没年不明)は、琉球王国沖縄県の画家。首里生まれ。本名は真補(しんぽ)。唐名は査 丕烈(さ ひれつ)。1865年琉球王府の絵師となり、1879年琉球処分以後も活躍する。琉球の伝統的画法に西洋画の要素を加味した絵を描いた。代表作の『首里旧城の図』(1886年明治19年))は、大胆な構図や鳥瞰図式を取り入れるなどの特徴がある。他に『花鳥図』などの作品がある[1][2][3]

出典 編集

  1. ^ コトバンク
  2. ^ 琉球新報
  3. ^ 新城俊昭『教養講座 琉球・沖縄史』編集工房東洋企画

関連項目 編集

  • 長嶺華国 - 同じく琉球王府の絵師で、琉球処分後は『芭蕉図』などを描いた。

外部リンク 編集