仲弓(ちゅうきゅう)は、孔門十哲のひとりである。仲弓は字、姓は冉、名は雍。生没年は不詳。魯国出身。
徳行科に列した。『論語』に冉也篇がある。その人格の高さから「南面すべし」(君主は南を向いて座ることから、君主たる器量があるという意味)と孔子がたたえたほどである。