伊奈恭子

伊奈恭子（いなきょうこ、Kyoko Ina、1972年 10月11日 - ）は、東京都生まれのアメリカの女性フィギュアスケート選手で現在はプロスケーター。1994年リレハンメルオリンピックから2002年ソルトレイクシティオリンピックまで3大会連続ペアアメリカ代表。2002年世界選手権銅メダリスト。パートナーはジェイソン・ダンジェン、のちジョン・ジマーマン。アメリカ市民権を獲得して現在は米国籍。

経歴編集

1972年10月11日、東京で生まれる。
生後まもなく両親の仕事の関係でアメリカへ渡る。
1986年全日本フィギュアスケートジュニア選手権女子シングルで優勝を果たし、1986-1987年シーズンの世界ジュニア選手権には八木沼純子とともに出場して8位となった。
1988年よりアメリカに登録を移し、1989年全米選手権ジュニアクラスでは優勝を果たした。1989-1990年シーズンの世界ジュニア選手権にはアメリカ代表として出場して5位となった。1991年よりジェイソン・ダンジェンと組みペアに転向。
1994年リレハンメルオリンピックに出場、9位。
1997年、1998年全米フィギュアスケート選手権ペア優勝
1998年長野オリンピックはメダルに届かず4位入賞。その後ジェイソン・ダンジェンがアマチュアを引退したためペアを解消し、ジョン・ジマーマンと組む。
2000年、2001年、2002年全米フィギュアスケート選手権ペア優勝。
2002年ソルトレークシティオリンピックでは5位入賞。世界選手権で銅メダル獲得の後に引退し、プロに転向。

祖父は、1924年パリオリンピック5000m日本代表で、のちに政界入りし吉田内閣で内閣官房長官、外務大臣となった岡崎勝男。その妻の島子は子爵前田利定の娘である。