伊藤キム

日本の振付家、ダンサー

伊藤 キム(いとう キム、1965年 - )は、愛知県知立市出身の振付家ダンサー。「輝く未来」主宰者。

概要 編集

愛知県知立市に生まれる。4歳のとき怪我で隻眼となる。中学校時代は器械体操部。中央大学文学部哲学科中退後、1987年より舞踏家古川あんずに師事[1]1990年、ソロ活動を開始[1]1995年、ダンスカンパニー「伊藤キム+輝く未来」を結成[1]1996年、『生きたまま死んでいるヒトは死んだまま生きているのか?』でバニョレ国際振付賞を受賞[1]。ほぼ1年に1作品のペースで新作を発表し[1]フランスドイツイギリススペインアルゼンチンオランダアメリカカナダデンマークなどでの海外公演も多い[1]2007年、新「輝く未来」を結成[1]。同年よりダンスなどのアートを通じて「体験」と「鑑賞」という二つのワークショップを教育の場で実践する団体『ワークショップ・デリ』を開始した。

主な公演 編集

  • 『中国の探偵』1987年、演出:古川あんず
  • 『RENT-A-BODY』1987年、演出:古川あんず
  • 『生きたまま死んでいるヒトは死んだまま生きているのか?』1995年
  • 『あなた』1996年
  • 『3 SEX』1997年
  • 『少年~少女』1998年
  • 『伊藤キム、またやりにげ』1999年
  • 『on the Map』1999年、パークタワーホール
  • 『抱きしめたい』2000年
  • 『ふたりだけ』2000年、愛知県知立市文化会館
  • 『伊藤キムはなしがい方式』2000年、ケイオウ★パンチ
  • 『Close the door, open your mouth』2001年、新国立劇場
  • 『激しい庭』2001年
  • 『しゃべりながらおどっているところになげこむんです』2002年
  • 『あなた』2002年
  • 『Butterfly and Me』2002年
  • 『Me and I』2002年
  • 『ふたりだけ』2002年
  • 『銀河計画』2002年、笠井叡×伊藤キム
  • 『階段主義』2003年
  • 『伊藤キム、メトロでやりにげ?』2003年
  • 『劇場遊園』2003年
  • 禁色』2005年、白井剛×伊藤キム
  • 『未来の記』

受賞歴 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g アーティスト・インタビュー:伊藤キム”. Performing Arts Network Japan. 2022年11月11日閲覧。

関連人物 編集

外部リンク 編集