佐伯子房
平安時代初期から前期の貴族。従五位上・備後権守。信濃守。子に佐伯恒岑、佐伯為岑
佐伯 子房(さえき の こふさ)は、平安時代初期から前期にかけての貴族。佐伯良成の子とする系図がある。官位は従五位上・備後権守。
時代 | 平安時代初期 - 前期 |
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生誕 | 不明 |
死没 | 不明 |
官位 | 従五位上・備後権守 |
主君 | 文徳天皇→清和天皇→陽成天皇→光孝天皇 |
氏族 | 佐伯氏 |
父母 | 父:佐伯良成 |
子 | 恒岑、為岑、清和天皇更衣 |
経歴
編集清和朝に入ると、貞観元年(859年)武蔵権介、貞観3年(861年)武蔵介と地方官を務める。貞観9年(867年)右京権亮に任ぜられて京官に遷るが、清和朝末に信濃権介として再び地方官に遷った。
貞観19年(877年)陽成天皇の即位後まもなく従五位上に昇叙されて24年ぶりに昇進を果たし、のちに図書頭を務める。光孝朝の仁和2年(886年)備後権守に任ぜられ、みたび地方官に転じた。
官歴
編集『六国史』による。