佐藤和孝
戦場ジャーナリスト
佐藤 和孝(さとう かずたか、1956年(昭和31年)2月25日[2] - )は、日本のジャーナリスト。北海道帯広市出身[1][3]。ジャパンプレスの代表[4]。
佐藤 和孝 (さとう かずたか) | |
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生誕 |
1956年2月25日(68歳) 日本・北海道帯広市 |
職業 |
ジャーナリスト ジャパンプレス代表 |
活動期間 | 1980年[1] - |
代表経歴 | 2003年度ボーン・上田記念国際記者賞特別賞 |
経歴
編集出身地の高校卒業後に東京写真専門学校に入学し、中退。1980年(昭和55年)に戦場カメラマンとしてアフガニスタン紛争の取材を行う。その後、ビデオジャーナリストに転進する[3]。1980年代より、アフガニスタン紛争やボスニア・ヘルツェゴビナ紛争などを取材してきた[4]。1996年(平成8年)以降は山本美香と共同で取材[4]。
2001年(平成13年)のアメリカ同時多発テロ発生後も現地に留まり、日本テレビの中継などを通じて報道を続けた[1]。2003年には、イラク戦争開始直前にバグダードに入り、ニュースプラス1、きょうの出来事などで現地のリポートを送り続けた[1]。
2003年度ボーン・上田記念国際記者賞特別賞を受賞[5][6]。
2012年(平成24年)、山本美香が銃撃され死亡したシリア内戦の取材にも同行。その中で、山本と事実婚の関係であったことが明らかになった[7]。
2022年ロシアのウクライナ侵攻が起き同年3月にウクライナ入りし[8][9]、いくつもの媒体に向けて記事を書いており、news zeroでも現地からLiveレポートを行っている。
著書
編集- アフガンへの道(1984年、晩聲社) ISBN 978-4-89-188141-2
- アフガニスタンの悲劇―現地潜入した日本人ジャーナリストの涙の真実(2001年、角川書店) ISBN 978-4-04-883722-4
- 戦場でメシを食う(2006年、新潮社〈新潮新書〉) ISBN 978-4-10-610187-8
脚註
編集- ^ a b c d JAPAN PRESS Member、2012年8月26日参照。
- ^ アフガニスタンの悲劇―現地潜入した日本人ジャーナリストの涙の真実 - Amazon.co.jp
- ^ a b 追跡 命懸けVJ列伝(3) ジャパンプレス 佐藤和孝さん(46) - zakzak
- ^ a b c 彼女を守れなかった…二人三脚で取材の佐藤代表 - 読売新聞 2012年8月22日
- ^ ボーン・上田記念国際記者賞 日本新聞協会
- ^ ボーン・上田賞受賞![リンク切れ] NNN きょうの出来事 @ 日テレ
- ^ 山本美香さん“事実婚夫”胸の内明かす!「最高のパートナー」 - zakzak 2012年8月22日
- ^ 東洋経済On line『「ウクライナは白旗あげたらいい」の声に激怒の訳』
- ^ 「名前のないドッグタグ…なぜ? リビウから佐藤和孝氏が報告」