佐藤 泰弘(さとう やすひろ、1963年 - )は、日本の歴史学者、甲南大学教授。専門は日本古代中世史。徳島県徳島市出身。
京都大学では朝尾直弘、大山喬平、鎌田元一に師事。1980年代に有力な学説であった王朝国家体制論を批判的に検討し、10世紀後半が古代から中世への大きな転換期であることを唱えた。
『日本中世の黎明』(京都大学学術出版会、2001年)