倉敷市立自然史博物館
岡山県倉敷市にある博物館
倉敷市立自然史博物館(くらしきしりつしぜんしはくぶつかん)は、岡山県倉敷市にある博物館。倉敷市立図書館や倉敷市立美術館の近隣に位置する。1983年11月3日に開館した。3階建てで4つの常設展示室と1つの特別展示室が存在し、岡山県の動植物や世界の昆虫・化石・隕石といった展示品がある。自然史に関する資料の管理・展示と教養文化の向上を目的とし、自治体からの要請で研究を行うこともある[1]。
![]() Kasaoka City Horseshoe Crab Museum | |
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施設情報 | |
管理運営 | 倉敷市 |
開館 | 1983年11月 |
所在地 |
〒701-0046 岡山県倉敷市中央2-6-1 |
位置 | 北緯34度35分43.8秒 東経133度46分7秒 / 北緯34.595500度 東経133.76861度座標: 北緯34度35分43.8秒 東経133度46分7秒 / 北緯34.595500度 東経133.76861度 |
プロジェクト:GLAM |
沿革編集
倉敷市庁舎の移設にともない、1977年から旧倉敷市庁舎跡地の利用について多数の意見が寄せられた。1980年に文化施設として利用される方針が発表され、自然史博物館として利用されることが正式に決定したのは1982年3月2日である。翌年11月3日に開館を迎え、その後も増築や記念事業を迎えつつ今日に至る[1]。
収蔵資料編集
2017年3月31日時点で地学分野は約8364点、植物分野は約28万4974点、昆虫分野は約48万7859点、動物分野が約7万5064点の一次資料が収蔵されている。二次資料としては図書が1万1902点、逐次刊行物が3万4818点登録されている[2]。
展示物編集
地球規模のものから、岡山県や倉敷市の自然史に関連する展示物が見られる[3]。
- 1階
- エントランスホール
- 2階
- 第1展示室 岡山県のなりたち
- 第2展示室 岡山県のいきもの
- 第3展示室 昆虫の世界
- 世界中の昆虫の標本が展示されている。
- 3階
- 第4展示室 植物の世界
- 植物そのものの解説や、岡山県や倉敷市に分布する植物の解説がなされる。市民の生活との結びつきにも焦点が当たっている。
- 特別展示室
- 企画展の際に用いられる。
出典編集
外部リンク編集
- 倉敷市立自然史博物館ホームページ
- パオちゃん公式Twitterアカウント
- 倉敷市立自然史博物館 - インターネットミュージアム