全分泌(ぜんぶんぴ、ぜんぶんぴつ、英語: holocrine)とは、組織学において外分泌腺の分泌様式の1つである。ホロクリンホロクラインとも呼ばれる。ホロクリン分泌物は腺細胞の細胞質で産生され、細胞膜の破裂によって細胞が破壊され、結果として内腔へ産物が分泌される。

ホロクリン分泌

ホロクリン分泌は(細胞自体ではなく細胞を生んだ宿主に対して)最も有害な分泌型である。メロクリン分泌は最も害の少ない分泌であり、アポクリン分泌はその中間の分泌様式である。

ホロクリン腺には、皮膚の皮脂腺まぶたマイボーム腺が含まれる。例えば皮脂腺では、分泌産物(皮脂)が死細胞の残骸とともに放出される[1]

出典編集

[脚注の使い方]
  1. ^ Victor Eroschenko, diFiore's Atlas of Histology with functional correlations, Lippincott Williams & Wilkins, 10th edition, 2005. p. 41

関連項目編集

外部リンク編集