八幡神社 (小代区貫田)

八幡神社(小代区貫田)（はちまんじんじゃ）は兵庫県美方郡香美町小代区貫田にある神社。村社に列する。

八幡神社(小代区貫田)
所在地	兵庫県美方郡香美町小代区貫田303
位置	北緯35度26分13.99秒 東経134度31分48.01秒
主祭神	応神天皇
例祭	9月17日
地図	八幡神社(小代区貫田)

概要

小代区は地区ごとに一つずつ神社が存在している。その規模は大小さまざまであり、貫田のこの神社は平均的な規模である。久安3年、京都の石清水八幡宮より分霊を勧請したのが始まりである。

祭神

• 応神天皇（おうじんてんのう）

応神天皇は武神や出世開運の神として崇められている。小代区では農業に関係する神を祀る神社が多い中、ある意味異色の神社と言えるかもしれない。

歴史

• 久安3年　京都石清水八幡宮より分霊を勧請
• 元禄13年　神仏習合の影響を受け、八幡大菩薩阿弥陀如来と尊称する
• 明治3年　八幡神社と改称
• 明治6年　村社となる

余談

集落ごとにある神社は、その集落の人々の憩いの場として機能している。特に貫田地区は小代区の中でも子どもの数が多く、その親世代が中心となって縁日を開催したり、2023年には境内で運動会も催された。貫田地区では定期的に総会が行われ、地域住民によって維持・管理されている。

参考文献

• 岡弘『小代風土記』（1970）
• 美方郡史編纂同盟会編纂『兵庫県郷土誌叢刊　美方郡誌』臨川書店（1980）（初版1915年）