写実画壇(しゃじつがだん)は、日本の美術家の団体。創立1972年11月。「内外世界画壇の雑多な傾向に対し、堅実な写実表現を提唱」して結成された。

概要 編集

創立会員は里見勝蔵遠藤典太川上尉平清水練徳矢橋六郎等43名。第1回写実画壇展は1973年5月、上野の森美術館にて開催。以後、同美術館で毎年春(現在の会期は4月1日から7日)開催され、小林和作中尾彰原精一らの出品もみられる。創立以来、会員の作品と少数の招待作家の作品という展覧会の構成は不変。公募制が主流の日本の美術団体展の中で、非公募の展覧会として独自の展開をしている。

外部リンク 編集