出獄聖徒(しゅつごくせいと、韓国語:출옥성도)は、日本統治時代の朝鮮において神社参拝を偶像崇拝として拒んで投獄され、日本の敗戦により出獄した牧師らのことである。

1945年8月19日 朱基徹牧師夫人宅にて

神社参拝拒否で投獄された70人の牧師のうち、朱基徹師ら50名は殉教していたが、そのうち20名が出獄した。彼らは、神社参拝を行った教職者たちが悔い改めるべきことを決議した。

1946年韓尚東牧師を中心として高麗神学校(後に高麗神学大学に改名。現在の高神大学校)を設立し、大韓イエス教長老会高神派を形成している。

参考文献 編集

  • 『日韓教会成長比較-文化とキリスト教史』尾形守いのちのことば社 ISBN 4938858037
  • 『教会の戦争責任・戦後責任』信州夏季宣教講座編 いのちのことば社 ISBN 9784264026983
  • 『神社参拝を拒否したキリスト者―平壌地方法院予審終結決定書』趙寿玉、渡辺信夫 新教出版社

関連項目 編集