前田 利満(まえだ としみつ、1905年(明治38年)1月24日[1] - 没年不詳)は、明治から昭和期の実業家華族(子爵)。

経歴 編集

大聖寺前田家継嗣・前田利彭の子として生まれる。1920年8月30日、祖父・利鬯の跡を継ぎ子爵を襲爵した[1][注 1]

学習院中等科を卒業後渡米し、ニューハンプシャー州エクセターのエクセター高等学校 (enダートマス大学を卒業した。1928年3月、一旦帰国するが同年6月メキシコへ渡り実業に従事した。

1933年3月5日、隠居して家督を養弟・利弘に譲った[2]。その後の動向は不明である。

脚注 編集

  1. ^ a b 『平成新修旧華族家系大成』下巻、536頁。
  2. ^ 『官報』第1857号、昭和8年3月11日。

注釈 編集

  1. ^ 父・利彭が1911年に離籍していたため。

参考文献 編集

日本の爵位
先代
前田利鬯
子爵
大聖寺前田家第2代
1920年 - 1933年
次代
前田利弘