劉亀図

南漢の初代皇帝の第二子

劉 亀図(りゅう きと、生没年不詳)は、十国南漢の初代皇帝の高祖劉龑の次男。

生涯 編集

南漢の高祖劉龑には19人の男子がおり、劉亀図はその次男であった。兄に劉耀枢がいる。大有5年(932年)、劉耀枢と同日に康王に封ぜられるが、兄と同じく早世した。

私撰の史書である『十国春秋』巻61・南漢4・列伝と、『南漢書』巻8・諸王公主列伝・高祖諸子部に立伝されているものの、いずれの記述もわずか1行であり、他の事績はまったく知られていない。なお、南漢の第2代皇帝の殤帝劉玢は劉龑の三男である。