劉 汝賢(りゅう じょけん)は中華民国の軍人。北京政府国民軍国民政府に属した。竹波。父方の従兄弟に劉汝明[1]

劉汝賢
プロフィール
出生: 1870年同治9年)
1881年とも[1]
死去: 1936年もしくは1937年
出身地: 清の旗 直隷省河間府献県
職業: 軍人
各種表記
繁体字 劉汝賢
簡体字 刘汝贤
拼音 Liú Rǔxián
ラテン字 Liu Ju-hsien
和名表記: りゅう じょけん
発音転記: リウ ルーシエン
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事跡

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保定速成武備学堂[1](北洋行営将弁学堂とも[2])を卒業後、李石曽の京津同盟会に加わり、辛亥革命では王法勤中国語版らと活動した[3]北京政府で陸軍軍人として経歴を重ねる。1912年民国元年)12月3日、陸軍軍務司砲兵科一等科員[4]1913年(民国2年)5月4日、砲兵中校[5]1914年(民国3年)2月、陸軍大学4期入学[1]。卒業後、陸軍省一等科員[1]。また、北洋陸軍大学教員、[1]、保定軍官学校教育長もつとめた[6]1918年(民国7年)12月17日、砲兵上校[7]

1923年(民国12年)3月14日、陸軍軍学編輯局局長となる[8]。翌1924年(民国14年)1月、少将。第2次奉直戦争直後の11月11日、参謀本部参謀次長に昇格した[9]1925年(民国14年)1月27日、参謀総長暫行代理[10]。5月、臨時参政院参議[1]。7月12日、中将[11]。11月13日~15日まで天津で反奉戦争中国語版の停戦交渉にて鹿鍾麟、張樹声らと国民軍代表として参加[12]

1926年(民国15年)1月、許世英内閣において署理参謀総長となっている[13]。3月、国民軍3軍総参議、参謀長[1]

1928年(民国17年)、国民政府に転じて、やはり参謀次長として11月13日、葛敬恩とともに起用された[14](~翌年4月6日まで[15])。1931年(民国20年)12月19日に軍事参議院参議となる[16]1932年(民国21年)1月23日、国難会議会員[17]

1936年(民国25年)1月、陸軍少将銜を授与された[18]。3月、河北省政府参議[1]

以後、日中戦争勃発前に病死したとされる[1]

  1. ^ a b c d e f g h i j 杨 2001, p. 416.
  2. ^ 马平安 (2014). 晚清非典型政治研究:帝国的经验和教训. 华文出版社. p. 37. ISBN 9787507541564. https://books.google.co.jp/books?id=0UPoDwAAQBAJ&pg=PT37 
  3. ^ 全国政协文史资料研究委员会 編 (2012). 辛亥革命回忆录5. 中国文史出版社. p. 369. https://books.google.co.jp/books?id=hit8DwAAQBAJ&pg=PT369 
  4. ^ 政府広報第220号” (PDF) (中国語). 中華民国政府官職資料庫. 2020年7月28日閲覧。
  5. ^ 政府広報第357号” (PDF) (中国語). 中華民国政府官職資料庫. 2020年7月28日閲覧。
  6. ^ 杜继东 (2018). 蒋百里传. 中华书局. p. 103. ISBN 9787101129885. https://books.google.co.jp/books?id=iENyDwAAQBAJ&pg=PT103 
  7. ^ 政府広報第1039号” (PDF) (中国語). 中華民国政府官職資料庫. 2020年7月28日閲覧。
  8. ^ 政府広報第2517号” (PDF) (中国語). 中華民国政府官職資料庫. 2020年7月28日閲覧。
  9. ^ 政府広報第3103号” (PDF) (中国語). 中華民国政府官職資料庫. 2020年7月28日閲覧。
  10. ^ 政府広報第3171号” (PDF) (中国語). 中華民国政府官職資料庫. 2020年7月28日閲覧。
  11. ^ 政府広報第3333号” (PDF) (中国語). 中華民国政府官職資料庫. 2020年7月28日閲覧。
  12. ^ 张学继 (2011). 张作霖幕府与幕僚. 浙江文艺出版社. p. 328. https://books.google.co.jp/books?id=5cRUpo0_FMIC&pg=RA1-PT328 
  13. ^ 政府広報第3503号” (PDF) (中国語). 中華民国政府官職資料庫. 2020年7月28日閲覧。
  14. ^ 国民政府広報第17号” (PDF) (中国語). 中華民国政府官職資料庫. 2020年7月28日閲覧。
  15. ^ 国民政府広報第135号” (PDF) (中国語). 中華民国政府官職資料庫. 2020年7月28日閲覧。
  16. ^ 国民政府広報第955号” (PDF) (中国語). 中華民国政府官職資料庫. 2020年7月28日閲覧。
  17. ^ 国民政府広報第985号” (PDF) (中国語). 中華民国政府官職資料庫. 2020年7月28日閲覧。
  18. ^ 国民政府広報第1960号” (PDF) (中国語). 中華民国政府官職資料庫. 2020年7月28日閲覧。

参考文献

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   中華民国北京政府
先代
楊森
参謀総長(署理)
1926年1月 - 7月
次代
劉湘