加藤 元(かとう げん、女性、1973年8月10日[1] - )は日本推理作家

神奈川県生まれ。東京で育つ。日本大学芸術学部文芸学科中退。日本推理作家協会会員。

略歴 編集

大学中退後(正確には学費未納による除籍)、配達のアルバイトやスーパーのレジ打ち、スナックや経理仕事など10種類以上に及ぶさまざまな職業を経て[2]2009年平成21年)、『山姫抄』で第4回小説現代長編新人賞を受賞しデビューする。

受賞歴 編集

作品リスト 編集

※ 単行本の刊行順に記す。

  • 『山姫抄』(2009年、講談社刊)文庫 2012
  • 『流転の薔薇』(2010年、講談社刊)文庫改題『キネマの華』(2015年、講談社文庫
  • 『嫁の遺言』(2011年、講談社刊)
  • 『泣きながら、呼んだ人』(2012年、小学館刊)
  • 『私がいないクリスマス』(2013年、講談社刊)
  • 『金猫座の男たち』(2013年、双葉社刊)
  • 『ひかげ旅館へいらっしゃい』(2014年、早川書房刊)
  • 『十号室』(2015年、光文社刊)
  • 『蛇の道行』(2016年、講談社刊)
  • 『四百三十円の神様』(2016年、講談社刊)※文庫(2019年、集英社文庫
  • 『好きなひとができました』(2016年、PHP研究所刊)
  • 『うなぎ女子』(2017年、光文社刊)文庫 2020
  • 『1999年の王』(2017年、KADOKAWA刊)
  • 『ごめん。』(2019年、講談社刊)文庫 2021
  • 『本日はどうされました?』(2020年、集英社刊)
  • 『カスタード』(2021年、実業之日本社刊)

脚注 編集

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.447
  2. ^ インタビュー 作家 加藤元さん|集英社 WEB文芸 RENZABURO レンザブロー”. renzaburo.jp. 2020年7月4日閲覧。

外部リンク 編集