加藤重夫

日本の空手家 (1942-2022)

加藤 重夫(かとう しげお、1942年昭和17年)5月4日 - 2022年令和4年)11月20日)は、日本空手家東京都出身。元天空キックボクシング協会代表・藤ジム会長。元極真カラテ世界王者である松井章圭や元K-1世界王者・魔裟斗らを指導した。

身長155cm、体重50kg(現役時)。

来歴

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極真会館の前身である大山道場には高校2年の秋、1959年9月に入門し、大山倍達に師事した。極真会館設立後は本部道場、米軍キャンプ座間で指導した。1967年4月には極真会館の海外指導員として、オーストラリアに1年間派遣された[1]

1975年から1985年まで極真会館の千葉北支部(手塚道場)で指導に当たった。松井章圭などを指導し、松井は加藤の事を「生涯の恩師」と公言している。

1985年に極真会館手塚道場師範代の任を辞職し、埼玉県新座市キックボクシング・藤ジムを設立[2]魔裟斗などを指導し、魔裟斗というリングネームの名付け親でもある。

2006年5月、イベントを行うための事務局組織であった女子キック「天空」を「天空キックボクシング協会」と団体化し、加藤が代表に就任。それに伴い藤ジムも新日本キックボクシング協会から離脱した[3]。同年9月24日には、天空で14歳になったばかりの愛弟子藤鬥嘩裟をプロデビューさせた。

2007年11月には千葉県鎌ケ谷市に藤ジム・千葉県支部を設立[4]

2009年3月1日ホテルメトロポリタンエドモントで「格闘技人生50周年祝賀パーティー」が行われ、松井章圭、魔裟斗、谷川貞治真樹日佐夫らが祝福に駆けつけた[5][6]

2022年11月20日早朝に逝去。享年80[7]

脚注

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関連項目

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