加藤 鐵夫(かとう てつお 1948年 - )は、農林水産省技官で、元林野庁長官。

人物 編集

1970年、名古屋大学農学部林学科卒業後、農林省(農林水産省)入省。林野庁指導部造林保全課課長、計画課長、国有林野部長等を経て、2001年、林野庁長官就任。特に、政策目標を「林業の生産増大」から「森林の多面的機能の持続的発揮」に転換した新しい「森林・林業基本法」の制定(2003年)に努力した。2008年10月より、「持続可能な森林経営研究会」を主宰。2009年末には、「持続可能な森林経営のための30の提言」を公表。

略歴 編集

  • 1970年 名古屋大学農学部林学科卒業
  • 1970年 農林省(農林水産省)入省
  • 2001年 林野庁長官
  • 2003年 独立行政法人農林漁業信用基金副理事長
  • 2007年 財団法人国際緑化推進センター理事長
  • 2007年 社団法人全国林業改良普及協会副会長(非常勤)
  • 2009年 社団法人日本森林技術協会専務理事(廣居忠量理事長は非常勤)
  • 2011年 一般社団法人日本森林技術協会理事長(常勤)
先代
中須勇雄
林野庁長官
2001年 - 2003年
次代
石原葵