勝川春好 (2代目)
江戸時代後期の浮世絵師。秋琳→勝川春扇→二代目春好を名乗る。
来歴 編集
勝川春英の門人。姓は不詳、俗称は清次郎。画姓に勝川を称し、可笑斎、登竜斎と号す。初めは堤等琳に学び秋琳と号したが、後に春英の門下となり、文化3年(1806年)の正月以降は春扇(しゅんせん)と名乗った。文化から文政のころにかけて美人画、役者絵の他、風景画を描く。文政3年(1820年)の頃から二代目春好を名乗る。晩年は芝神明町に移転し、陶器のために絵筆をとったといわれる。
作品 編集
参考文献 編集
- 藤懸静也 『増訂浮世絵』 雄山閣 1946年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり。140頁、106コマ目。
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年