北海道産いきもの保全プロジェクト
北海道産いきもの保全プロジェクトとは、道内の動物園・水族館が北海道の野生生物の保全に向けて協力するプロジェクト[1]。2022年始動。
活動 編集
保全や調査研究、啓発活動など六つの活動方針を掲げている[2]。
域内保全・域外保全 編集
傷病鳥獣の受け入れについて各園館でデータベースを作成し、個体移動などの調整を行う[3]。
飼育下での繁殖を目指す種は希少種に限らず調整を行い、計画的な繁殖によって遺伝的多様性を確保し飼育繁殖技術を確立する[3]。
施設の相互利活用 編集
傷病鳥獣の受け入れや飼育場所確保のため、各園館施設を積極的に相互利活用する[3]。
保全に係る調査・研究 編集
北海道野生生物保全会議を行い、北海道の野生生物に関する共同研究を推進する[3]。
教育普及啓発 編集
域内保全活動団体と連携し、園館にパネルを作成・展示し、巡回展や同時企画展を開催。その他SNSによる発信、シンポジウム・講演会の開催を行う[3]。
職員の相互研修 編集
職員が合同研修を行い、域内保全活動団体との交流やフィールドワーク、飼育技術研究会を実施[3]。
その他 編集
2022年現在なし。
沿革 編集
共通の入場料割引を行ったり、飼育に関する専門的な情報を共有するなど、プロジェクト発足以前から北海道の動物園・水族館は協力関係にあった[2]。
参加園館 編集
全ての施設が日本動物園水族館協会に加盟している[2]。
脚注 編集
関連項目 編集
外部リンク 編集
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