千代原口トンネル (ちよはらぐちトンネル)は、京都府京都市西京区にある国道9号トンネルである。

千代原口トンネル
概要
位置 京都府京都市西京区
現況 供用中
所属路線名 国道9号
起点 京都市西京区上桂三ノ宮町
終点 京都市西京区御陵塚ノ越町
運用
開通 2013年(平成25年)2月23日
通行対象 自動車
技術情報
全長 490m
道路車線数 2車線
設計速度 50km/h
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概要

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渋滞が慢性化していた千代原口交差点(トンネル開通前の交通量は6万8千台/日[1])の渋滞解消を目的に「京都西立体交差事業」として計画され[2]2013年2月23日に開通した[3]

国道9号の右側車線が490mに亘ってアンダーパスする構造で、約7割の車両がトンネルを利用している[4]。事故防止の観点から軽車両と二輪車の通行は禁止されているため、軽車両と二輪車が国道9号を直進する場合、地上の道路を通行することになっている[5]

データ

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  • 全長 - 490m[3]
  • 道路設計 - 第4種第1級
  • 幅員 - (3.25m、路側帯0.5m)×2車線[6]
  • 制限速度 - 50km/h
  • 総事業費 - 234億円(アプローチ部分の工事や周辺工事も含む)

沿革

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整備効果

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国土交通省京都国道事務所の調査によると、トンネルの開通後千代原口交差点付近の平均走行速度が2倍以上に改善され、朝夕の渋滞も解消された[4]

脚注

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  1. ^ 千代原口トンネル開通 西京 朝夕渋滞が緩和”. 読売新聞 (2013年2月24日). 2013年2月24日閲覧。
  2. ^ 国道9号京都西立体交差”. 国土交通省. 2021年12月6日閲覧。
  3. ^ a b 千代原口トンネル開通 西京の国道9号”. 京都新聞 (2013年2月23日). 2013年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年2月23日閲覧。
  4. ^ a b 国道9号千代原口トンネル 渋滞解消 速度2倍に”. 京都新聞 (2013年5月1日). 2013年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月1日閲覧。
  5. ^ 千代原口トンネル 二輪車通行できず 国道9号の交通規制”. 京都新聞 (2013年2月21日). 2013年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年2月21日閲覧。
  6. ^ 国道9号京都西立体交差:二輪と軽車両、通行禁止−−きょうから”. 毎日新聞 (2013年1月23日). 2013年2月23日閲覧。
  7. ^ a b 国道9号 千代原口トンネル 2月23日に開通”. 京都新聞 (2013年1月23日). 2013年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年2月2日閲覧。

関連項目

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