合氣神社
茨城県笠間市にある神社
(合気神社から転送)
合氣神社(あいきじんじゃ 合気神社)は茨城県笠間市にある神社。合気道開祖植芝盛平の創建による、合気道に関する唯一の神社。
合氣神社 | |
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合氣神社 | |
所在地 |
〒319-0203 茨城県笠間市吉岡270-4 |
位置 | 北緯36度17分39.2秒 東経140度16分52.9秒 / 北緯36.294222度 東経140.281361度座標: 北緯36度17分39.2秒 東経140度16分52.9秒 / 北緯36.294222度 東経140.281361度 |
主祭神 | 須佐之男大神 |
例祭 | 4月29日 |
地図 |
概説
編集1942年(昭和17年)盛平は妻はつと共に東京から旧岩間町に転居し、36畳の道場と神殿を建立する。ここで盛平はわずかの弟子と共に武農一如の生活にいそしみ、『和の武道』としての合気道の完成を見る。後に盛平自身この地を『合気道の産屋(うぶや)』と称し聖地としていた。
このとき盛平のそば近く仕えた弟子が斉藤守弘である。斉藤は盛平の死後も合気神社の守人として盛平晩年の技を伝えた。これがいわゆる岩間流である。
2001年(平成13年)第3代道主植芝守央と斉藤守弘によって合気神社の修復がなされ、記念の石碑が建立された。この石碑の『合氣神社』の文字は盛平の弟子であり書家の阿部醒石によるものである。
2009年(平成21年)開祖像建立実行委員会(磯山博代表)が中心となり境内に植芝盛平の銅像が建てられた[1]。
合気神社は現在植芝家の所有物であり、合気会茨城支部道場が管理している。
祭神
編集合気神社由来記によれば以下のとおり。
例大祭
編集毎年4月29日を例大祭とし合気会主催で奉納演武を行う。第2代植芝吉祥丸道主死去後は開祖とあわせて慰霊祭が執り行われる。合気会門人、歴代道主所縁の人々はもちろん、海外からの合気道修行者の姿も多く、この日だけで1500人あまりの人々が合気神社を訪れる。
脚注
編集- ^ 公益財団法人 合気会 茨城支部道場| WHAT'S NEW | 2009年 2016年12月8日閲覧