吉岡 荒造(よしおか こうぞう、1878年 - 1961年4月25日[要出典])は、日本の台湾総督府官僚

吉岡荒造

経歴 編集

本籍は茨城県第一高等学校を経て、1906年東京帝国大学法科大学を卒業。同年11月、高等文官試験行政科試験に合格。

1907年、台湾総督府に入り専売局書記となる。1921年10月8日から1923年12月8日の間台南州の知事となった。専売局長を経て、1924年12月23日、高田富蔵の後任として、台北州知事となる。管轄は、今の台北市新北市宜蘭県基隆市など。

1927年7月27日に退官して離台後、帝国農会主席幹事となる。台北州知事は後任の三浦碌郎に引き継がれた。

参考文献 編集

  • 劉寧顔著《重修台湾省通志》、台北市、台湾省文献委員会、1994年。
  • 岡本真希子『植民地官僚の政治史 - 朝鮮・台湾総督府と帝国日本』三元社、2008年、435-434頁。
  • 秦郁彦編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』東京大学出版会、2001年。