名鉄ワ250形貨車(めいてつワ250がたかしゃ)とは、かつて名古屋鉄道で運用されていた木造貨車有蓋車)である。

名鉄ワ250形貨車
基本情報
車種 有蓋車
運用者 名古屋鉄道
所有者 名古屋鉄道→三河貨車組合
改造年 1941年昭和16年)
改造数 5両
消滅 1963年(昭和38年)
主要諸元
車体色
軌間 1,067 mm
全長 6,355 mm
全幅 2,451 mm
全高 3,232 mm
荷重 10 t
実容積 22.97 m3
自重 5.95 t
換算両数 積車 1.2
換算両数 空車 0.6
軸距 3,048 mm
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概要 編集

  • 元は1922年大正11年)に日本車輌製造で製造された三河鉄道の10 t 積木造有蓋車ワ250形(ワ251 - ワ255)である。5両が製造された。1941年昭和16年)に三河鉄道が名古屋鉄道に合併すると名古屋鉄道に引き継がれ、引き続きワ250形(ワ251 - ワ255)とする。
  • 国鉄直通貨車として運用される。戦後は全車両が三河貨車組合の私有貨車となり、主に三河線で運用され、1963年(昭和38年)に形式消滅となった。

脚注 編集


参考文献 編集

  • 清水武・田中義人・澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』フォトパブリッシング、2021年。ISBN 978-4-8021-3270-1