君よ八月に熱くなれ
解説
編集1977年夏季編成で放送された「あゝ甲子園」(朝日放送)のテーマソングとして初めて披露された。その後1981年から全国大会のテレビ中継の各試合のオープニング曲(ちなみにエンディング曲はトランペットのソロによるバラードバージョン)として定着し、更に『熱闘甲子園』で、大阪府立淀川工業高等学校(現、大阪府立淀川工科高等学校)吹奏楽部の演奏によりタイトルテーマバックに使用(1988年まで)されたことにより有名になった。
曲は「栄冠は君に輝く」のような行進曲調のメロディーでは無く、詞も親しみやすく風情があるため、様々なアーティストが歌ったりアレンジしたりしている。
また、ゲームソフト「甲子園」でもオープニングに使われていた。
「真赤な風」
編集高岡健二が歌ったオリジナルバージョン(1977年)には、カップリング曲(B面)として同じ阿久・中田コンビによる「真赤な風」が収録されていた。この曲は勇壮な「君よ-」とは対照的に、夏から秋への季節の変わり目をイメージした、非常に哀愁に満ちた物悲しい歌詞・メロディーに仕上がっている。朝日放送アナウンサー(当時)の太田元治、植草貞夫はこの曲が高校野球に相応しいと好んでいた、とされる。[要出典]