呉服橋 (猪名川)

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呉服橋(くれはばし)は、淀川水系の猪名川に架かるである[1][2]。「呉服橋」の名称は、かつて池田が「呉服の里」と呼ばれていたことに由来する[2]。かつては、順礼橋[3](または巡礼橋[4])と呼ばれ、表記された。

呉服橋
呉服橋東詰.jpg
呉服橋東詰から川西市方面を望む
基本情報
日本の旗 日本
所在地 大阪府池田市 - 兵庫県川西市
交差物件 猪名川
用途 道路橋
路線名 国道176号
管理者 国土交通省近畿地方整備局
座標 北緯34度49分35.7秒 東経135度25分19.4秒 / 北緯34.826583度 東経135.422056度 / 34.826583; 135.422056座標: 北緯34度49分35.7秒 東経135度25分19.4秒 / 北緯34.826583度 東経135.422056度 / 34.826583; 135.422056
構造諸元
全長 117.2 m
18.8 m
地図
呉服橋の位置
呉服橋の位置
呉服橋の位置
呉服橋の位置
呉服橋の位置
呉服橋の位置
呉服橋の位置
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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国道176号標識

概要編集

大阪府池田市西本町兵庫県川西市小戸二丁目とを接続している[5][6][7][8]国道176号が通過している[9]。全長は 117.2 メートルであり、幅は 18.8 メートルである[1]。行政区分は、川西市に属する[1]。管理者は、国土交通省近畿地方整備局である[1]

猪名川の 10.8 キロメートルの地点に架橋されている[10]。上流には、近い順に、中橋、新猪名川大橋絹延橋が架かっている[10][11]。下流には、近い順に、阪急宝塚線猪名川橋梁、猪名川第1橋梁、中国自動車道猪名川橋、軍行橋、桑津橋、神津大橋が架かっている[10][11]

由来編集

「順礼橋」という名称は、西国三十三所における第23番札所の応頂山勝尾寺と第24番札所の紫雲山中山寺とをつなぐ巡礼道の途上に架けられていることに由来する[2][12]

1815年(文化12年)、順礼橋の建設工事が完成される[3][13][14]。高槻土砂奉行に届けられた仕様書によれば、長さは 65 間(およそ 118.3 メートル)、幅は 2 間(およそ 3.6 メートル)であった[14]。同年3月12日に、渡り初めが行われている[14]

1822年(文政5年)、橋が大きく破損する[15]。1866年(慶応2年)8月16日、橋の8割程度が破損する[16]。1877年(明治10年)頃に、大規模な架け替え工事が行われ、名称が呉服橋に変更された[17]

1921年(大正10年)頃に、洪水により 1/3 が流失する[18]。橋が産業道路のルートの一部となったために、架け替え工事が行われ、1932年(昭和7年)に渡り初めが行われている[18]。1996年(平成8年)にも、架け替え工事が行われている[1][19]

周辺編集

最寄駅編集

施設編集

脚注編集

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  1. ^ a b c d e 橋梁施設名・点検結果(大阪府)”. 国土交通省 近畿地方整備局. 2019年11月23日閲覧。
  2. ^ a b c 琵琶湖・淀川 里の川をめぐる ~ちょっと大人の散策ブック~ 歴史とロマンの川 編 猪名川(Inagawa)”. 公益財団法人 琵琶湖・淀川水質保全機構 (2013年3月). 2019年11月23日閲覧。
  3. ^ a b 『池田歴史散歩 地名と文化財』 1999, p. 151.
  4. ^ 『新修 池田市史 近代編』 2009, p. 806.
  5. ^ 川西市(伊丹署)”. 国税庁. 2019年11月23日閲覧。
  6. ^ BESIDE YOU”. 日産大阪販売 (2013年). 2019年11月23日閲覧。
  7. ^ 事故危険箇所一覧”. 国土交通省. 2019年11月23日閲覧。
  8. ^ a b c d 池田市全図”. 大阪の住まい活性化フォーラム. 2019年11月23日閲覧。
  9. ^ 「呉服橋」はなんて読む(池田駅から川西能勢口駅を歩く その3)”. 阪急電鉄 (2010年4月24日). 2019年11月23日閲覧。
  10. ^ a b c 猪名川河道掘削モニタリング計画”. 国土交通省 近畿地方整備局 猪名川河川事務所. 2019年11月23日閲覧。
  11. ^ a b 河川保全利用参考資料(案)”. 国土交通省 近畿地方整備局. 2019年11月23日閲覧。
  12. ^ 『新修 池田市史 近世編』 1999, pp. 491, 492.
  13. ^ キセラ川西ニュース”. 川西市 (2014年9月29日). 2019年11月23日閲覧。
  14. ^ a b c 『新修 池田市史 近世編』 1999, p. 492.
  15. ^ 『新修 池田市史 近世編』 1999, p. 493.
  16. ^ 『新修 池田市史 近世編』 1999, p. 521.
  17. ^ 『池田歴史散歩 地名と文化財』 1999, pp. 69, 70.
  18. ^ a b 『新修 池田市史 近代編』 2009, p. 497.
  19. ^ 『新修 池田市史 現代編』 2011, pp. 667, 669.
  20. ^ a b c 宅地造成工事規制区域図”. 川西市. 2019年11月23日閲覧。

参考文献編集

  • 池田市史編纂委員会(編集)『新修 池田市史 第2巻 近世編』池田市、1999年3月31日。
  • 池田市史編纂委員会(編集)『新修 池田市史 第3巻 近代編』池田市、2009年3月31日。
  • 池田市史編纂委員会(編集)『新修 池田市史 第4巻 現代編』池田市、2011年3月31日。
  • 室田卓雄『池田歴史散歩 地名と文化財』いけだ市民文化振興財団、1999年8月。