嘉悉王
嘉悉王(かしつおう、生没年不詳)は、大加耶の第7代王(在位:不詳)。別名は嘉実王、嘉室王。
嘉悉王 | |
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大加耶 | |
第7代国王 | |
王朝 | 大加耶 |
生年 | 不詳 |
没年 | 不詳 |
嘉悉王 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 가실왕 |
漢字: | 嘉悉王 |
発音: | ガシルワン |
日本語読み: | かしつおう |
人物
編集伽耶諸国のうち、どの国の王であったのか学説が分かれているが、金官伽耶の記録に嘉悉王の名が出て来ない事も有り、他の伽耶諸国の王だったと思われ、大加耶の王または、阿羅伽耶の王[1]であったとする説が主である。
加耶諸国の一体化を図ったが、方言が異なることで統一を困難にしていたため、音楽を利用することとし、楽師の于勒に命じて伽耶琴を創作させた(『三国史記』)。
脚注
編集参考文献
編集- 「アジア人物史 2」集英社、2023年