嘉麻平テレビ中継局(かまひらテレビちゅうけいきょく)は、福岡県嘉麻市にある地上デジタルテレビ放送中継局である。

概要 編集

嘉麻市の平(ひら)地区をエリアとする。

平地区は当初、周辺地区にある中継局からの電波でカバーすることとされていた。しかし実際に始まってみると受信環境が良くなく、該当する世帯数も市内他の地区に比べるとかなりの数に上ったため、国はデジタル新局を設置する条件を満たすと判断[1]。アナログ放送終了間際に開局した。

所在地 編集

嘉麻市平510-60

沿革 編集

全て2011年平成23年)の出来事。

2月28日
総務省九州総合通信局が予備免許を交付
3月1日
試験放送開始
3月25日
総務省九州総合通信局が本免許を交付
4月1日
本放送開始

チャンネルと出力 編集

ID 放送局名 物理チャンネル 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域世帯
1 KBC 九州朝日放送 37ch 50mW 130mW 福岡県 600世帯
2 NHK北九州教育 39ch 全国放送
3 NHK北九州総合 36ch 福岡県東部
4 RKB毎日放送 23ch 135mW 福岡県
5 FBS 福岡放送 16ch 140mW
7 TVQ九州放送 35ch 130mW
8 TNC テレビ西日本 18ch 135mW

関連項目 編集

外部リンク 編集

脚注 編集

  1. ^ 新たな難視地区に対する対策計画(地区別) - 総務省九州総合通信局ほか (PDF) 。資料では、デジタル放送を受信するために必要な電界レベルが不足しており、世帯数も多かったため補間局的なものを設置すべしとの結論に達したとしている。