国見台(くにみだい)は、秋田県鹿角市仙北市との境界にある秋田焼山火山の一部である。

国見台
標高 1,322 m
所在地 日本の旗 日本
秋田県鹿角市仙北市
位置 北緯39度57分49.2秒 東経140度46分42.9秒 / 北緯39.963667度 東経140.778583度 / 39.963667; 140.778583座標: 北緯39度57分49.2秒 東経140度46分42.9秒 / 北緯39.963667度 東経140.778583度 / 39.963667; 140.778583
国見台 (八幡平)の位置(日本内)
国見台 (八幡平)
国見台の位置
プロジェクト 山
テンプレートを表示

概要 編集

標高1,322m。十和田八幡平国立公園八幡平地区)に位置している。

山の名にある「国見」とは、鹿角市方向を眺めることから呼ばれたものとされている[1]

国見台から西へ伸びる稜線上には栂森秋田焼山とがあり、これらの山々は主としてハイマツに覆われている。

登山の場合はこれら三つの山々を縦走することとなる。登山口は後生掛温泉口と玉川温泉口とがある。なお、近くには叫沢(さけびざわ)という有毒ガス(一酸化炭素混じりの亜硫酸ガス)が発生する危険個所がある。

 
国見台からの眺め。中央やや左は五の宮岳

近くの山 編集

脚注 編集

  1. ^ もともと八幡平一帯の鉱山や温泉、森林資源などは、 鹿角地域(秋田県鹿角市小坂町)の先人たちが開発したものである。 同県仙北市にある玉川温泉岩手県八幡平市にある藤七温泉なども、 鹿角の先人たちによって開発され、今日まで営々と続いてきている。 このことから古来、八幡平山系の登山道(山道)は、 鹿角の方面から登下山しやすいように開設されている。 したがって、国見台付近を通る登山道も、 国見台山頂を鹿角寄りに迂回する形で開設されている。 この辺りでの鹿角の郷方向の眺望はよい(参考文献:鹿角市、1982~1997、『鹿角市史』など)。

関連項目 編集