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仙北市

日本の秋田県の市

仙北市(せんぼくし)は、秋田県の東部に位置するである。

せんぼくし
仙北市
Bukeyashiki Street in Kakunodate 20060506.jpg
Flag of Senboku, Akita.svg
Symbol of Senboku, Akita.svg
仙北市旗
2005年9月20日制定
仙北市章
2005年9月20日制定
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 秋田県
市町村コード 05215-9
法人番号 3000020052159 ウィキデータを編集
面積 1,093.56km2
総人口 25,305[編集]
推計人口、2019年10月1日)
人口密度 23.1人/km2
隣接自治体
仙北市役所
市長 門脇光浩
所在地 014-1298
秋田県仙北市田沢湖生保内字宮ノ後30
北緯39度42分0.3秒東経140度43分50.1秒座標: 北緯39度42分0.3秒 東経140度43分50.1秒
仙北市役所
外部リンク 公式ウェブサイト

仙北市位置図

― 市 / ― 町・村

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地理編集

 
カタクリ(仙北市で撮影)

秋田県の東部中央に位置し、岩手県と接する。市のほぼ中央に田沢湖があり、東に秋田駒ヶ岳、北に八幡平、南は仙北平野へと開ける。

田沢湖地区は日本で最も深い湖・田沢湖がある。[1]林業と観光業が盛んで、小規模な縄文遺跡が点在し、北部に位置する玉川温泉北投石は国指定の特別天然記念物である。角館地区は武家屋敷を中心とした重要伝統的建造物群保存地区があり、「みちのくの小京都」と呼ばれる歴史の町であるとともに、桜の名所である桧木内川堤を擁する。秋田新幹線開業後は更に観光客が増加し、東北有数の観光地となっている[2]。 西木町地区は、大きい西明寺栗や八津地区のカタクリの群生があり、自然と歴史の町となっている。

気候編集

盆地特有の気候を持ち、明確な四季を持っているのが特徴的で気温の年較差が40度以上あるため秋田県内では最も寒暖の差が大きいことが特徴であり、冬季の降雪量は比較的多く、全国の中で見れば北海道旭川市程ではないものの、至って厳寒の地域である。特に降雪に関しては国内有数の豪雪地帯に数えられ、特別豪雪地帯に指定されており、特に冬の季節では毎年2月頃の時期は多量の湿雪が降りやすい地域である。場合によっては平野部でも最深積雪は多い所で1m以上に達する所もある。

人口編集

 
仙北市と全国の年齢別人口分布(2005年) 仙北市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 仙北市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
 

仙北市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


歴史編集

名称決定までの経緯編集

合併協議会設置の際、中仙町(現:大仙市中仙地区)にも協議会への参加を打診したものの、最終的には今の旧3町村で開いた。

合併に関しては平成15年9月に「角館と田沢湖を連ねたものとする」という協議を行った。[6]しかし、 旧田沢湖町と旧角館町が合併後の主導権を争う構図となり両町が対立。市の名称は両町の名前を併記する折衷案が提案されたが、「田沢湖角館市」「角館田沢湖市」という、どちらが冠を持つかで両町が対立し決定に至らなかった。

その後、協議会は名称の選定に住民アンケートを提案。その結果、最終段階で「みちのく」・「角館」・「田沢湖」・「北の都」が候補[7]となったが、「角館」「田沢湖」では両町の対立が解消できず、「みちのく」は周辺の東北各県(特に太平洋側)の自治体の反対(「みちのく」は陸奥国のことであり、旧出羽国にあたるこの地区は入っていない)によって、協議会議長が採決に持ち込めない事態に陥った。再度協議会の協議による名称決定により、3次選考でいったん候補から外されていた「仙北市」へと落ち着いた。[8]

しかしその後、旧田沢湖町と旧角館町の対立は深刻化し、旧角館町町長が協議会脱退を宣言[9]、旧田沢湖町と旧西木村が「西木田沢湖合併協議会」を立ち上げる事態になった。「西木田沢湖合併協議会」では町の名称を「田沢湖町」、役場の位置を旧西木村役場とすることで合意していた。

旧角館町では、合併協議途中で「合併推進」から「単独立町やむを得ず」に方針を変更した町長が辞職、出直し選挙を実施した結果、「あくまでも合併推進」をかかげた石黒直次(初代市長)が当選。旧田沢湖町と旧西木村は、再度旧角館町を受け入れ「西木田沢湖角館合併協議会」は再開した(合併までの間「西木田沢湖角館合併協議会」「西木田沢湖合併協」が並存した)。

なお、名称が決定した当初、秋田県内には仙北郡仙北町が存在したが、すでに大仙市への合併によって、仙北町の名称が消えることが決定しており、反発や県民からの疑問の声はそれほど多くは上がらなかった。

合併後の地名編集

一部の地域によっては、地区名がはずされたり、小字がついたり離れたりしている。但し、旧田沢湖町だけ合併後は「仙北市田沢湖町」ではなく「仙北市田沢湖」と表記されている。

  • 仙北市田沢湖(旧田沢湖町)
  • 仙北市角館町(旧角館町)
  • 仙北市西木町(旧西木村)

市長編集

  • 市長:門脇光浩(2009年10月30日就任、3期目)
氏名 就任年月日 退任年月日 備考
職務代行執行者 佐藤清雄 2005年9月20日 2005年10月30日 旧・田沢湖町長
初代 石黒直次 2005年10月31日 2009年10月29日 旧・角館町長
2-3代 門脇光浩 2009年10月30日 現職

市議会編集

  • (初代議長)2005年(平成17年)12月:佐藤峯夫(旧・田沢湖町議会議長、元田沢湖町長)

合併当初の議員報酬は議長が月額408,000円、副議長が月額357,000円、議員は月額340,000円と定められた。旧町村時から比較すると、報酬額が大幅に増えて、2倍近くになっている。合併による議員報酬の増加率がここまで高くなったケースは平成の大合併で誕生した市町村の中でも極めて異例の増加幅である。この件については現在[いつ?]でも多くの住民から批判が寄せられているが、議会内でもこの増額の率は妥当であるとする意見が多数派となっており、今のところ[いつ?]見直しの目処は立っていない。

その他に年間12万円の政務調査費がある。

市章編集

一般公募1003点から福岡県在住(当時)者の作品が採用された。

  • 「Senboku」の頭文字である「S」をデザイン化したもので、黄緑色・橙色・藍色の三色を用いて、3町村の集結と新市への発展、広がりなどを表したものである。

産業編集

日本3大劇団の1つ、わらび座の本拠地である。また、県内有数の地ビールクラフトビール)の産地としても知られる。

  • 安藤醸造元 角館地区にある醤油味噌の醸造元

本社を置く主な企業編集

金融機関編集

郵便編集

  • 羽後白岩郵便局
  • 雲沢郵便局
  • 中川郵便局
  • 神代郵便局
  • 上桧木内郵便局
  • 桧木内郵便局
  • 田沢郵便局
  • 田沢湖高原簡易郵便局


教育編集

高等学校編集

中学校編集

  • 仙北市立
    • 角館中学校
    • 神代中学校
    • 生保内中学校
    • 西明寺中学校
    • 桧木内中学校

小学校編集

  • 仙北市立
    • 角館小学校
    • 白岩小学校
    • 中川小学校
    • 神代小学校
    • 生保内小学校
    • 西明寺小学校
    • 桧木内小学校

特別支援学校編集

姉妹都市・提携都市編集

日本国内編集

姉妹都市
提携都市
その他
  •  みちのくの小京都角館」として全国京都会議に加盟している。

交通編集

鉄道編集

  • 中心となる駅:田沢湖駅

バス編集

道路編集

一般国道編集

秋田県道編集

主要地方道編集
一般県道編集
市道編集

名所・旧跡・観光地編集

温泉編集

 
秋田駒ヶ岳

名所編集

観光地編集

 
角館町の武家屋敷通り

スポーツ施設編集

祭事・催事編集

 
火振りかまくら

角館の桜まつりの時期は毎年、百数十万人の観光客が訪れるが、[11]東北地方太平洋沖地震後の2011年(平成23年)は花見開幕に際し「まつり」の言葉を自粛して「がんばろう東北 角館の桜」と名称を変え、夜間照明を控えて6日間の期間短縮と各日2時間の時間短縮をした上での開催を決め、またチャリティーイベントも計画した[12]

著名な出身者編集

脚注編集

  1. ^ 『わたしのまちが「日本一」事典 市町村でくらべて新発見』PHP研究所24頁
  2. ^ 仙北市の観光の現状と課題 (PDF) - 仙北市
  3. ^ 図典 日本の市町村章 p41
  4. ^ 秋田・仙北で土石流 岩手・花巻では91歳女性が死亡 - MSN産経ニュース 2013年8月18日閲覧
  5. ^ 国家戦略特区 - 首相官邸
  6. ^ 第2号 - 2003年10月10日発行 2頁
  7. ^ 第8号 - 2004年6月10日発行 2頁
  8. ^ 第9号 - 2004年7月10日発行
  9. ^ 第15号 - 2005年1月25日発行
  10. ^ a b 県道のうち、八幡平頂上付近の管理は鹿角地域振興局が行う。
  11. ^ 仙北市 各種統計・調査
  12. ^ “被災地を元気づけたい 東北・桜の名所、イベント開催へ知恵絞る”. 河北新報. (2011年4月6日). http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110406t73018.htm 2011年4月6日閲覧。 

関連項目編集

外部リンク編集