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坂井 音重(さかい おとしげ、1939年昭和14年)11月6日 - )は、シテ方観世流坂井職分家当主の能楽師重要無形文化財「能楽」の保持者(総合認定)。 白翔會(坂井音重助成会)主宰。元社団法人能楽協会常務理事東京支部長

さかい おとしげ
坂井 音重
生年月日 (1939-11-06) 1939年11月6日(80歳)
出生地 東京都
国籍 日本の旗 日本
職業 能楽師
ジャンル 舞台
活動期間 1942年 - 現在
活動内容 1942年:初舞台
1967年:芸術祭奨励賞
2007年:ロシア連邦政府機関のアジア・アフリカ民族連帯協力推進協会から功労賞授与
2008年:外務大臣個人表彰、賜・銀杯一個
2010年:旭日双光章
2010年:日露両国の友好関係の発展に寄与したことにより、ロシア連邦大統領からロシア連邦友好勲章
2012年日中国交正常化40周年記念白翔會公演「大陸からの華」を国立能楽堂にて中国要人出席のもとに開催。
2013年:慶應義塾大学名誉博士号
著名な家族 父:坂井音次郎
子:坂井音雅(長男)
  坂井音隆(次男)
  坂井音晴(三男)
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概要編集

観世宗家一門の重鎮で堅実な芸風で知られた観世流シテ方・坂井音次郎(元・社団法人能楽協会理事長)の嗣子として東京都に生まれる。3歳で初舞台仕舞『老松』(おいまつ)を 演じ、8歳で初シテ能『経正』(つねまさ)を務める。二十五世観世左近に師事。

慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、活躍の場を日本国内に留めず世界主要都市で演能。特に、FEC民間外交推進協会・日露文化経済委員会委員として日露間の文化交流に尽力。2008年高村正彦外務大臣より、個人表彰及び銀杯を賜る[1]2010年12月には、ロシア連邦・ドミートリー・メドヴェージェフ大統領より、ロシア連邦友好勲章を授与される。

1986年白翔會(坂井音重助成会)が発足、以後社団法人能楽協会常務理事、財団法人野村文華財団評議員.昭和11年(1936年)に創立された慶應義塾の学生による能楽サークル・慶應観世会の指導も行っている。

年譜編集

  • 1942年 仕舞『老松』で初舞台。
  • 1947年 初シテ、能『経正』。
  • 1964年 慶應義塾大学法学部政治学科卒業。
  • 1967年 文化庁芸術祭奨励賞受賞。
  • 1981年 第三世界演劇祭公演の招聘を受け韓国、首都ソウルにおいて能「船弁慶 前後之替」を演能する。
  • 1986年 白翔會「坂井音重助成会」発足。
  • 1988年 日米両国政府主催「大名美術展」開会記念公演演能団団長を務め、道成寺を海外最初の演能
  • 1989年 「ブッシュ大統領就任記念祝賀能・大名美術展フィナーレ公演」で船弁慶(重キ前後之替)
  • 2002年 社団法人能楽協会観世流代表常務理事東京支部長。
  • 2002年 日中国交正常化30周年の主要行事として「釣魚台国賓館・故宮太廟」にて「白翔會北京薪能」公演の演能団団長を務める。この時に京劇の最高峰・梅葆玖及び昆曲のトップスター蔡瑶銑との競演を果たす。
  • 2004年 日露両国首脳の基本合意による「サンクトペテルブルク建都300周年」記念事業フィナーレ公演としてマリンスキー劇場・ボリショイ劇場別館にて「白翔會ロシア能」公演を開催し、演能団団長を務める。プーチン・ロシア大統領令よるサンクトペテルブルク建都300周年記念メダル授与
  • 2007年 アジア・アフリカ民族連帯協力推進協会(ロシア連邦政府機関)より功労彰受章。
  • 2007年 日中国交正常化35周年、北京オリンピック祝賀及び日中伝統芸術交流大会を「頤和園・大戯楼」にて開催。再び京劇の梅葆玖及び昆曲の魏春栄らと競演する。
  • 2008年 外務大臣個人表彰、銀杯受章。
  • 2010年 旭日双光章受章。
  • 2010年 日露両国の友好関係の発展に寄与したことにより、ロシア連邦大統領からロシア連邦友好勲章
  • 2012年 日中国交正常化40周年記念白翔會能公演「大陸からの華」を国立能楽堂にて中国要人出席のもとに開催。本公演は、中国中央電視台(CCTV)ch1の取材により本国に配信
  • 2012年 能楽の普及・発展及び世界発信を目指し、NPO法人白翔會を立ち上げる。
  • 2013年 慶應義塾大学より日本人としては6人目となる「慶應義塾大学名誉博士」の称号が授与される。
  • 2014年 第6回日中韓文化大臣会合「日中韓の伝統芸能交流~奏であう音、響きあう心~」に日本伝統芸能を代表して出演。
  • 2017年 日中国交正常化45周年記念「日中楊貴妃の饗宴」に東京・国立能楽堂にて能「楊貴妃」を演能。
  • 2018年 日中平和友好条約締結40周年記念、西安市遷都1400年に西安市陝西大劇院にて能「楊貴妃」を演能
  • 2018年 能楽師から観た世界を綴ったエッセイ集「世を観よ」を幻冬舎から刊行。

関連項目編集

脚注編集

外部リンク編集