坂倉 新兵衛(さかくら しんべえ)は、山口県長門市深川萩焼窯元・坂倉新兵衛窯の当主が代々襲名している陶芸作家としての名跡である。当代は十五代坂倉新兵衛正治。

歴史 編集

慶長9年(1604年)に毛利輝元の命によって招致された李氏朝鮮陶工である李勺光李敬の兄弟が萩城下で御用窯を築いた。そのうち、兄の李勺光を初代とする名跡が坂倉新兵衛である。六代目より「坂倉」と改姓した。十二代坂倉新兵衛は萩焼を全国に広めて不振衰退から救ったことにより、中興の祖と呼ばれる。

歴代 編集

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