坪内昌家

戦国時代ごろの武将。尾張坪内城主。本姓は藤原。父は坪内又五郎。坪内氏当主。

坪内 昌家(つぼうち まさいえ)は、戦国時代ごろの武将藤原利仁の末裔尾張富樫氏坪内氏の子に生まれる。尾張国坪内城主。本姓は藤原

 
坪内昌家 / 前野昌家
時代 戦国時代
生誕 不詳
死没 不詳
別名 実名:富樫昌家、別名:前野昌家
通称:又五郎、源兵衛
氏族 藤原利仁尾張富樫氏坪内氏
父母 坪内以有[1]:不詳
兄弟 昌家坪内頼定
坪内広綱坪内忠勝坪内勝定
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来歴 編集

坪内昌家は、代々坪内家の居城である坪内城を居城とした。1492年 - 1500年ごろに野府城を築城し、子の坪内広綱を城主とする。この広綱は、1547年9月に起こった加納口の戦いに出陣し討ち死している。跡継ぎを失った昌家は、坪内家の娘を妻に迎えている前野又五郎忠勝を養子に迎え、野府城の城代とした。娘は同じ坪内氏の坪内勝定に嫁いだ。この娘と勝定の子に坪内利定がいる。昌家の祖先は尾張富樫氏の始祖である富樫長泰であると言われ、勝定や利定は祖先の兄の子孫にあたる。祖先は奥州前野の地から前野を称していたので前野昌家とも云う。

系譜 編集

脚注 編集

  1. ^ a b 『蜂須賀家家臣成立書并系図』徳島大学附属図書館蔵にのみ

関連項目 編集