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城内通(しろのうちどおり)は兵庫県神戸市灘区の町名の一つで、同区西部の旧・原田村域の東南部に位置する。

東は西郷川を隔て北から岸地通大内通泉通、南は灘北通、西は阪急神戸線を隔て原田通、北は山手幹線を隔て王子町。東から順に一~五丁目まで存在する。

令和2年国勢調査2020年10月1日)における世帯数1,465、人口2,527、うち男性1,181人、女性1,346人[1]郵便番号:657-0836。


由来 編集

城の痕跡はないが、川辺賢武の説では鎌倉時代信州から移り住んだ土豪 松本忠公の屋敷が立派で城のようだったから付近を城の内と呼んだという[2]

また、元久年間に松本家の松本彦三郎盛光の開いた[3]松本寺は、寺の門も城門の様だった[2]といわれたが、戦災で消失し、寺にあった松本家の墓所は垂水区の墓園の永福寺区画に移された。

脚注 編集

  1. ^ 国勢調査による町別、年齢別人口及び世帯数”. 神戸市. 2024年1月16日閲覧。
  2. ^ a b 神戸史学会 2007
  3. ^ 灘区役所広報相談課 1976

参考文献 編集

  • 神戸史学会 編『神戸の町名 改訂版』神戸新聞総合出版センター、2007年。ISBN 978-4-343-00437-6 
  • 灘区役所広報相談課 編『灘区の町名』灘区役所広報相談課、1976年。