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多数欠

毎晩多数派が欠ける(死ぬ)非情なデスゲーム

多数欠』(たすうけつ)は宮川大河による漫画作品。Webマンガサイト『GANMA!』にて毎週金曜日更新で週刊連載中。

多数欠
ジャンル サイコサスペンスバトルアクション
漫画
作者 宮川大河
出版社 小学館マイクロマガジンコミックスマート
掲載サイト 裏サンデー(U-2リーグ)、マンガごっちゃGANMA!
発表期間 2013年9月11日 - 2014年11月28日(第1部)
2015年4月30日 - 2017年11月10日(第2部)
2017年11月17日 - 連載中(第3部)
巻数 既刊4巻(2017年9月現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

目次

あらすじ編集

第一部編集

突如「皇帝」によって始まった多数欠により世界中の人々が死んでしまう。生き残った人々は毎日午前0時に多数欠をとり多数派だった人々が死ぬこと、特権権利という能力を手に入れることができることが伝えられる。その中で実篤らは皇帝を倒すことを決意する。

第二部編集

多数欠終了から1ヶ月。治安維持のためにごぼうらは皇帝のふりをし続けていた。そんななか皇帝の入れ替わりに気がついた頼音は現皇帝一味に単独潜入,仲間となる。しかし謎の「女王」という存在が現皇帝を倒すと宣戦布告,彼らは特権利を使って再び戦うこととなる。

第三部編集

ある日高校生の津川虎徹は一瞬の暗闇の後、法廷という場所で皇帝と名乗る謎の人物によって「多数欠」に参加させられる。穢土と名乗る青年に助けられて現実世界に無事帰還した虎徹は、幼なじみの奏斗と共に多数欠を止めるため皇帝を倒すことを決意する。

登場人物編集

※ネタバレあり※

第一部編集

※声優はドラマCDのもの。

成田実篤(なりた さねあつ)
- 中澤まさとも[1]
特権 例外 「親権」
権利 無し
杉並第二高校1年A組
一部の主人公である高校生。幼い頃に事故にあい,母を亡くしている過去を持つ。みんなが多数欠で生き残るのに必死になっている中で皇帝を倒すことを決意する。頭も運動神経も良く,モットーは文武両道。しかしパソコンなどの精密機械は苦手で,龍太や一彦からは「ダメアツ」と呼ばれることがある。須藤に襲われるも脱出青いポストを探す。その後,須藤と再開し、多数欠の仕組みや特権利の事について教えてもらい,それを駆使し篠崎の裏切りや皇帝の特権利を暴く。皇帝討伐では自分を犠牲にしながらも皇帝を倒す。しかし八木橋の停止権により生きており,2部の終盤で復活し,親権で鉄平の命令権を借り,時間を巻き戻し,マザーを破壊する。
家族構成は,母親を交通事故で失いその事故で実篤も片方の腎臓を負傷,摘出し,父は経営コンサルタントの仕事で海外にいるため,一人暮らし状態である。毎月父から生活費が支給されている。
8コマ漫画では,主にツッコミ担当。
藤代紗綾(ふじしろ さあや)
声 - 雨宮里奈[1]
特権利 無し
杉並第二高校1年D組
一部のヒロイン。実篤らと共に皇帝に立ち向かう。無権者であるが敵に自ら立ち向かっていく。
また,その人望の厚さから,初期副リーダーを務め,八木橋会長の死後はリーダーへ昇格する。皇帝討伐では実篤と共に自分を犠牲にしながらも皇帝を倒す。実篤同様,停止権により生きており2部終盤で実篤と共に復活する。2部と3部ではなかなか登場せず,8コマ漫画では,自分の登場を懇願する芸風を確立してしまう。
神臣(じん おみ)
声 - 白兎夕季[1]
特権 許可属第2位「拒否権」
権利 許可属 「被回答権」
杉並第二高校1年C組
小中学生並の身長で北海道,東北の方言をベースとした独特の臣弁を話す。いつもヘッドホンと右目下に絆創膏を付けている。
収容所Aエリア出身で,準最強の特権・拒否権と権利・被回答権を持つ。幼少の頃,収容所のターゲットにされ,父親の東京への転勤という嘘で,両親共に拉致され,特権を強制取得させられた上に両親を殺される。作中では,多数欠の仕組みを逆手に取りある人物の蘇生を成功させる。多数欠終了後には出身の東北地方へ向かった。拒否権を駆使して尋問や防御などをする役割で,2部では物語の根幹に関わる情報を入手し,満を持しての登場。ヒロインの座を入手した。(男)
ちなみにキャラクター人気投票ランキングでは2位の八木橋に300票差をつけて堂々の1位である。GANMA!人気投票では4位にランクイン。
8コマ漫画では主にオチ担当。
一之瀬龍太(いちのせ りゅうた)
声 - 後藤啓介[1]
特権 変象属 「融合権」
権利 無し
杉並第二高校1年A組
実篤の親友。多数欠の試運転1日目に死んでしまうが、臣のおかげで蘇生する。しかし遭遇した化け物により左腕を負傷し,その後拾った特権の封筒を開封しリスクとして左腕を選んだが,融合権だったため左腕を元通りにした。そして化け物に追い詰められた実篤を救い再開する。その後は行動を共にし、特権・融合権を駆使してチームの戦力を担う。多数欠終了後は臣、理科と共に東北地方へ移動。融合権を使いこなし格段に強くなって帰って来る。イクサとは2度交戦、味方が多かったとはいえ全勝している。最終決戦では一彦・騎士と共にセラフィエルを撃破する。陸上部に入っていて、運動神経が良い。
須藤良平(すどう りょうへい)
声 - 野宮一範[1]
特権 変象属 「確保権」
権利 無し
杉並第二高校3年F組
全国学力模試1位。序盤で実篤らを襲い始めるが、皇帝を倒すためであった。特権,確保権を取得しリスクは陰嚢を選んでいる。幼少期に兄と父を事故で亡くし、その後は母と親友の八木橋のみが自身の理解者であった。しかし多数欠試運転時に母と八木橋を亡くして皇帝を激しく恨み自分の命がどうなろうと皇帝を倒すことを決意した。実篤にチームに裏切り者がいることを示唆し、助ける。その後、御堂・篠崎と遭遇,篠崎と共に御堂と交戦するも重傷を負い、多くの情報を残して御堂に殺された(実際には仮死状態)。特権・確保権を保持していた。復活後はチームのブレインとして活躍、八木橋と共に仲間にも作戦を明かさずに着実に勝利に近づけていった。最終決戦ではイクサと交戦、勝利する。主に確保権による無限の拳銃を使って交戦するほか、テルミット反応を使ってイクサには勝利している。八木橋とは,幼少からの親友でライバル同士でもある。
八木橋藤十郎(やぎはし とうじゅうろう)
声 - 原田友貴[1]
特権 変象属第2位 「誘導権」
権利 変象属 「停止権」
杉並第二高校3年B組
実篤らの高校の生徒会長。全国学力模試2位常連。試運転2日目に東京に住んでいなかったため死んでしまうが、実篤や龍太と共に臣のおかげで蘇生。
その後はチームのブレイン的役目になる。実は特権・誘導権と権利・停止権を持っていた。どちらも強力な特権利で停止権を駆使して実篤、沙綾、須藤、一彦と、死んだと思われていた人物を救っていた。2部では保護していた一彦と共に登場し睦月を撃破、尋問し女王の正体を明らかにする。その後めぐる・騎士を撃破し、蘇生した騎士を引き入れる。3部では須藤と共に四方天から御堂の居場所を聞き出そうとするが、四方天に開廷されインサニティになる。しかし精神力が強いため一瞬で復活する。女王・如月や吉井鉄平、柳陽翔とはいとこ同士である。須藤とは親友,ライバル同士でもあり理解者でもある。
篠崎宗太郎(しのざき そうたろう)
特権 変象属 「視認権」
権利 無し
杉並第二高校一年生情報処理教論
収容所Gエリア出身者。高校の教師で実篤らを自分が生き残るために利用しようとしていた。高校生の頃,相馬を火事から救っており,慕われている。須藤の言葉に目が覚め、仲間としてもう一度チームに戻ることを決意。特権・視認権で探索などの役割を果たしていた。2部では光の脱出作戦においてコウに見つかり、作戦の成功を龍太に託した後殺される。身体能力はかなり高く空手の有段者。
国後依恋(くなしり えれん)
特権 無し
権利 許可属 「服従権」
杉並第二高校2年A組
寂しがり・怖がりな反面、強がりな性格を持つ。多数欠により男が全員(臣を除く)死んだ時に実篤が手にしていた封筒を開け、権利・服従権を保持する。初めは逃げてばかりだったが仲間と過ごすうちに強くなっていく。最終決戦では、光と共にめぐるを倒す。
護国鳳天寺暴麟丸(ごこくほうてんじ ぼうりんまる)
特権 無し
権利 許可属 「表示権」
板橋中央中学校2年2組
通称ごぼう。篠崎に追われる一彦と臣を表示権によって篠崎を追い払う形で救う。その後は行動を共にし、皇帝の死後は表示権を使い治安を守る。自らを皇帝と名乗っていたため女王に命を狙われる。皇帝討伐作戦、最終決戦ではいずれにおいても重要な役割を担っている。主に連絡担当で仲間への情報報告などをしている。重度の厨二病で初対面の人には、名乗る名前がとても長くなる。
佐藤一彦(さとう かずひこ)
特権 生産属 「爆破権」
権利 無し
杉並第二高校1年A組
実篤や龍太と同じクラスの高校生で「いっぴこ」と呼ばれる。。運動を勉強もできないが、明るい性格でみんなを支える。一部の物語後半まで無権者であったが、特権・爆破権を保持する。皇帝を倒す最終作戦において発電所を破壊するために至近距離で爆破。仲間に後を託して自爆する。その後は行方不明となっていたが、八木橋の権利・停止権によって助けられていた。その後は女王を倒すための戦力となる。最終決戦では龍太・騎士と共にセラフィエルを撃破する。実はセラフィエル戦の時は騎士と共に死亡する予定だったらしいが、成り行きで変更したらしい。(作者コメント)8コマ漫画では主に3コマ目のボケ担当。
相馬隼人(そうま はやと)
特権 生産属第3位「現化権」
権利 無し
調理専門学校1年
特権・現化権の保持者。子供の頃に篠崎に火事の中救われ恩を感じており、多数欠でも篠崎と行動を共にする。しかし、変わってしまった篠崎を元の自分のヒーローだった頃に戻って欲しいと思ったため、実篤たちに合流しけじめをつけようとする。その後は篠崎と共にチームに加入する。光と共に女王の拠点から脱出する時、コウに見つかってしまう。光を脱出させることを第一に考え、龍太と光を逃がすために現化権の使用限度を超えて使用し体力を使い切り、篠崎に続く形で命を落とす。
鈴木理科(すずき りか)
特権 変象属 「回避権」
権利 無し
特権・回避権の保持者。生きることにやっきになっており、臣を殺そうとするも拒否権により防がれ、生きろと言われたことにより良心を取り戻す。その後一色に特権を強制取得させられ左足を失うが一色のことは大切に思っており一色を殺した入賀を恨んでいた。龍太を救う形で再開し、その後は実篤らと共に行動する。多数欠終了後は東北地方へ向かう。二部では頼音らが襲われているところを救出し、チームに再び加わる。その後相馬を拠点に送り、帰る際に深見と遭遇、女王に忠誠を求められていた深見によって首の傷を譲渡され殺されてしまう。番外編では、水着姿で登場した。
海藤美佳(かいどう みか)
特権 変象属 「共栄権」
権利 なし
杉並第二高校2年A組
実篤らと同じ杉並第二高校の2年生。須藤がみんなを襲い始めた時に行方不明となった。実はポストを見つけて「男or女」という質問を投稿していた。父親からの虐待、男子生徒からのいじめなどにより男に対して激しい憎悪を抱いていた。男を多数欠によって全滅(臣を除く)、須藤の死体の前で喜んでいたが、次の日の臣の質問により死者は全員生き返る。その後改心する様子が無かったため、やむなく須藤が射殺、殺されることとなる。第三部で再登場し、特権『共栄権』を取得した後、実篤たちの仲間となる。男と対峙する時は、気性が荒くなり、放送禁止用語を連発している。
入賀煉(いるが れん)
特権 変象属第1位 「分割権」
権利 許可属「追跡権」
杉並第二高校3年
実篤と同じ高校であった収容所出身者。特権・分割権により物理戦ではほぼ最強を誇る。人を殺すことをいとわないようで、全人類の殲滅が目的と語っていた。一色を殺すなどしていたが、親友である鉄平の正義がまだ繋がれていることを知り、実篤に皇帝討伐を託す。その後、皇帝の特権利を相続した御堂を分割権で殺害し、その後消息不明となっていた。二部では八木橋、須藤と秘密裏に作戦を立てており、女王サイドに潜入していた。三部では四方天兄に対してはチワワ化することが明らかになっている。
御堂密(みどう ひそか)
特権 許可属「相続権」
権利 許可属「透視権」
元収容所の研究員。権利・透視権により全特権利を把握した。研究員の頃に,特権利の封筒を扱っているところを成田実朝に見つかり,皇帝を倒すための特権探しに協力させられていて,実篤の特権を知っていた。特権・相続権により皇帝の回収権ごと相続し、自分以外の人類の殲滅を行おうと目論んでいた。しかし実篤らが皇帝を倒したことを知った入賀が実篤との約束を守り、殺されることになる。しかし時が巻き戻って復活し、特権・相続権で霧島コウのマザーの一部を相続し、「法廷」という意識世界を作り出し暗躍する。一方で、「絶望」を「ほんばん」と言っており、読者からはよくネタにされている一面もある。
一色美和(いっしき みわ)
特権 許可属「再実行権」
権利 無し
収容所出身者で、特権・再実行権を持つ。御堂の命令を受け多数欠を再実行、多くの人々を殺すこととなる。殺意を持ってやったことは事実だが、彼女自身酷く後悔していた。理科に特権を取得させ、共に行動していた。しかし,御堂に裏切られ,理科の回避権により死亡は免れるも,下半身不随になる。裏切った御堂と入賀を殺してくれるよう実篤らに託すが、その直後に入賀に殺されてしまう。プラネタの社員で,城ヶ崎の呼び掛けにいち早く反応し,AEFに加入する。
吉井鉄平(よしい てっぺい)
特権 許可属第1位「命令権」
権利 許可属「開示請求権」
収容所出身者で入賀の親友。命令権という最強の特権の保持者だったが、その力を使ったら収容所の行いを認めるようなものだと決して使わなかった。そのため試運転1日目にして死んでしまうが、命令権が誰の手にも渡らないよう4つの単純命令と「その封筒が無事である限り自身に帰属したままにせよ」という合計5つの封筒を入賀に託す。4つの単純命令はそれぞれ「死ね」、「守れ」、「壊せ」、「愛せ」である。女王・如月、陽翔とは生き別れの姉弟である。
柳陽翔(やなぎ はると)
特権 変象属「回収権」ほか多数
権利 許可属「電波運用権」ほか多数
皇帝。収容所で当たりである特権・回収権を取得し、研究員達に祭り上げられる。収容所の地獄を味わったせいで人類に復讐することを決意する。回収権により死んだ保持者の特権利を回収、いくつもの特権利の複合により多数欠を行なっていた。元々はごく普通の少年であった。実篤らの作戦により殺される。その後2部では女王(実際にはコウ)の蘇生権によって蘇生、自分も信用できる部下が欲しいと考え、甲斐と頼音を交渉権で部下にする。頼音は皇帝を騙しており実際には部下になっていないのだが、皇帝は同じくらいの歳である頼音を親友のように思うようになった。女王・如月、鉄平とは兄姉である。
二本柳周示(にほんやなぎ しゅうじ)
特権 無し
権利 許可属 「優先権」
フリーター
通称煮しめ。1部の後半に皇帝を倒す有志を集うよう呼び掛けた表示権を見て皇帝を倒すことを決意した有志組の1人。権利・優先権を持ち皇帝の傀儡を引き寄せる役割を果たす。多数欠終了後はごぼうの片腕として治安を守る。頼音を励ます、仲間を逃がすために捨て身で敵を引き寄せるなど仲間思いである。最終決戦では命令の書3「壊せ」を使用し優先権を超特権化させ、睦月を撃破する。第3部では、央我の攻撃を受けて、軽度のインサニティとなる。
蛯名光(えびな ひかり)
特権利 無し(実際は不明)
有志組の1人。二部の始めにおいて女王の情報を掴んでいることが分かるが、その直後に裏切ったと勘違いした平山によって殺される。蘇生権により生き返り、嘉藤兄妹や平山と組んでいたことが判明。その後はその3人と共に頼音や龍太と手を組み、女王を倒すことを目指す。捕まっていた相馬を逃がす際にコウに追い詰められるも、相馬の捨て身の攻撃で龍太と共に離脱する。最終決戦では依恋と共にめぐるを撃破する。
下村紅哉(しもむら こうや)
特権利 無し
一部でごぼうの表示権で集まった有志組の一人。皇帝の傀儡によって殺される。三部では西新宿高校炎兵羅亜のOBであり深見の先輩であることが明かされている。
吾妻誠(あかづま まこと)
特権 無し
権利 許可属「選択権」
ごぼうの表示権で集まった有志組の一人。

皇帝の傀儡に殺害される。権利 選択権を持っていた。

第二部編集

王野頼音(おうの らいおん)
特権 許可属 「偽証権」
権利 許可属 「共有権」
二部の主人公である少年。中学二年生でごぼうとは同い年。多数欠終了後の皇帝が前までの皇帝と別人であることに気づき、ごぼうらと接触する。その後は現皇帝を殺すと宣戦布告した女王を倒すためごぼうらと手を組む。イクサらとの戦いにおいて煮しめを助けるために無計画に飛び出してしまいピンチに陥るが、龍太、臣、理科の助けにより間一髪で助かる。嘘が特技で女王内部に潜入することに成功する。(女王サイドには現皇帝サイドに潜入してるという形で、二重スパイをしていた)。後に特権・偽証権と権利・共有権を保持し、入賀と共にコウと直接対決に挑む。初めこそ皇帝を激しく恨んでいたが、無邪気に親友のように接してくる陽翔に心が揺れ始める。
王野佳月(おうの かづき)
特権利 無し
頼音のいとこで、彼の嘘を認めていてくれた。しかし多数欠の試運転1日目に死んでしまい、頼音が皇帝を強く恨むようになった。
平山義明(ひらやま よしあき)
特権 変象属「固定権」
権利 無し
特権・固定権を持った青年。収容所出身者。初めから光、嘉藤兄妹と手を組み、多数欠を行なっていた皇帝と女王の双方を倒して悪の根源を断とうとしていた。最初はごぼうたち現皇帝サイドが頼りないと思い、相馬らを襲おうとするが現化権により殺される。蘇生権で蘇生された後は光の提案により現皇帝サイドと手を組み、女王討伐を目指す。深見とも秘密裏に手を組み一度は女王を殺すことに成功するが、結果的に失敗、コウに殺されることとなる。
深見傭平(ふかみ ようへい)
特権 許可属第3位 「譲渡権」
権利 無し
チーム「炎兵羅亜」のリーダーで、廃病院を住処に生存者狩りをしていた。しかし睦月冬哉の襲撃によりチームは自分以外全滅してしまう。そのことで女王を激しく恨み、入賀と手を組んで女王サイドに潜入、殺す機会を伺っていた。特権・譲渡権により理科を殺し、女王の信頼を得る。平山と共に女王を殺すことに成功するが実際には力をもっていたのはコウだったため、直ちに女王は蘇生、2人は殺されてしまう。三部では実篤たちと共に戦っている。
賀来戦(がらい いくさ)
特権 変象属「水利権」変更後「発電権」
権利 許可属 「調整権」
女王の部下三権者の1人。最初に相馬、煮しめらと交戦した時は水利権という特権を持っていたが、女王(実際にはコウ)に特権利の交換を行ってもらい、発電権を得る。龍太とは因縁で本人は彼と戦いたくてしょうがないようである。
月岡めぐる(つきおか めぐる)
特権 変象属 「交換権」
権利 変象属 「複製権」
三権者の1人。特権・交換権と権利・複製権を持つ。交換権によりワープのようなことができ、敵同士で相打ちにさせることができる。イクサとはかなり仲が悪く、毎回会話の中で「ウザッ」と発言している。
如月麻里亜(きさらぎ まりあ)
特権利 無し
女王。特権利をこの世におろしたイタコだと思われていたが、実際はイタコはコウであり、彼女自身は無権者である。後に鉄平、柳陽翔と実の兄弟であることが判明する。彼女の目的は3人がまた揃うことである。
霧島コウ(きりしま こう)
特権 許可属 「再実行権」 変象属「切断権」他
権利 許可属「監視権」他
三権者の1人。女王の側近のような役割を果たしていたが、実際には彼自身がイタコであった。そのためいくつもの特権利を使い、篠崎、平山、深見など数多くの有権者を始末する。マザー・ライトの製作者であり、コンタクト型虹彩認証装置によって接続している。しかし父親の霧島純一に利用され特権利や被験者を生み出す原因となる。
嘉藤騎士(かとう ないと)
特権 変象属第3位「破壊権」
権利 変象属 「飛翔権」
睦月、璃莉と共に前線組の1人である子供。権利・飛翔権と、特権・破壊権というかなり強い特権を保持している。母親、さらには璃莉を人質に取られて従っていたが、八木橋の作戦により璃莉と共に女王の拠点から脱出。その後は頼音らと行動を共にする。まだ9歳で、無邪気で素直な性格である。如月のことをババアと言っている。
嘉藤璃莉(かとう りり)
特権 許可属 「設置権」
権利 無し
前線組の1人。特権・設置権により罠を仕掛けるなどしていたらしいが、騎士が八木橋に敗北したことに危機感を持った女王によって人質とされる。昏睡状態にされている。
睦月冬哉(むつき とうや)
特権 変象属 「重力権」
権利 許可属 「傍聴権」
前線組の1人で、特権・重力権と、権利・傍聴権を持つ。深見らを殲滅するなどした。女王にかなり強い忠誠心を持っている。しかし一彦と八木橋により捕まり、八木橋の誘導権と臣の拒否権により知っている情報を全て吐かされることとなった。その後爆破され死亡するが、蘇生権により蘇生。再び女王の忠実な部下として行動する。
セラフィエル(田之中権三郎《たのなか ごんざぶろう》)
特権 生産属第1位 「気象権」
権利 不明
本名は田之中権三郎で、正真正銘の神父。女王・如月の古くからの知り合いである。特権・気象権という生産属最強の特権を保持している。龍太、一彦、騎士と現皇帝サイドの主戦力3人相手にほぼ互角で戦えるほどの実力である。
葛西甲斐(かさい かい)
特権 許可属 「抵当権」 「地上権」 「通行権」 他
権利 許可属 「出版権」 他
特権・抵当権により数個の特権利を保持していた。彼自身は地上権をよく使う。蘇生した皇帝が特権利を回収するために街に出てきていた時、皇帝が回収していた特権・模倣権により目の前で彼女を殺される。しかしその力を目の当たりにして交渉権により忠実な側近になることを決意、皇帝の右腕となる。最終決戦では,頼音(スパイ)と共に神と対峙するが,頼音の裏切りの後ごぼうの罠によってビルから転落し死亡する。
3部では,御堂の側近として活動し,暗躍する。が、リンネに対しては助言をするといった行動もしている。

第三部編集

津川虎徹 (つがわ こてつ)
特権利 無し
第3部主人公。体格の良い高校生で、練馬台高校では無敵らしい。突如目の前が真っ暗になり、穢土らと同様、皇帝と名乗る何者かに集められる。その後穢土の助けにより法廷から現実世界に戻ることに成功し、奏斗と共に多数欠の真実を知ろうとする。ケンカがとても強く,ある拳法の免許皆伝を取得している。奏斗とは幼馴染で,奏斗がエスパーであることには理解している。
犬飼穢土 (いぬかい えど)
特権利 無し
厨二病。突然の皇帝からのメッセージにデスゲームだと考える。虎徹を善人だと判断し、手を組むこととなる。家はとても金持ちで別荘ですら豪邸である。そのような環境で育ったせいか重度の中二病である。精神力が強く、インサニティになっても2、3日で回復できる。
桜雷奏斗 (さくらい かなと)
特権利 無し
虎徹の幼馴染。めったに物事に興味を持たないが、虎徹の異変には気づいていた。現実世界に戻った虎徹から法廷での多数欠の話を聞き、虎徹に協力する。実はエスパーで予知能力を持っているが、自由に予知出来る訳ではなく、あくまで受信するだけと説明している。
林音音 (はやし ねね)
特権 変象属 「短縮権」
権利 無し
虎徹、穢土らと共に皇帝に集められる。彼女にとっては2回目の多数欠となる。多数欠により,インサニティになるが,精神力が強いため復活する。
実はリンネという芸名でビーバックス社に所属するシンガーソングライターとして活動している。
辻谷クロノ(つじたに クロノ)
特権 許可属 「遡及権」
権利 許可属 「解析権」
アメリカ出身の収容所Gエリア出身者。特権 遡及権と権利 解析権を持っている。篠崎らが入る前に収容所側に引き出される。特権利取得の際にリスクとして頭蓋骨を失うが、痛みから逃れたい一心で遡及権を使いリスクを無効にしている。名前は時間の神クロノスから。法廷(世田谷区)でセラフィエルたちと出会い、怪物の討伐に協力する。その後、同盟AEFの際に再開する。
碓氷瑞樹(うすい みずき)
特権 変象属 「改築権」
権利 無し
収容所出身者。自分の意思で収容所側に移った。収容所の大半は、碓氷が改築権を使い作った。
法廷(世田谷区)で篠崎を襲うが、途中現れたセラフィエルにより逃亡する。逃げた先でめぐると出会う、尋問しようとするも逆に尋問され御堂側に付く。(後に御堂のスパイをする形で実篤サイドになる)
城ヶ崎守(じょうがさき まもる)
特権利 無し
奏人のネット友達。ハンドルネームはぷにゅ丸。プラネタの社長で、最年少ハッカー。皇帝を倒すための同盟AEFをサポートする。人前では、全力で陽キャラを演じており、いつもは暗い性格。
四方天御稜(しほうてん みかど)
特権 許可属 「接続権」
権利 属・名称不明
過去に須藤や八木橋を治療した若き医師。特権 接続権を持っており,須藤らを法廷に接続した。御堂を利用しようとしている。元は収容所の人間で,入賀に特権を強制取得させるさい,彼の心臓を抉り取った為,入賀に恐れられている。
四方天央我 (しほうてん おうが)
特権 許可属 「通行権」
権利 不明
物理戦担当。四方天御稜の弟で,四方天の接続権で法廷と現実世界を移動していた。
八木橋と須藤の奪還作戦の時は,裏口の警備を担当し,理科、深見、下村と戦い現実世界にもかかわらず圧倒し,虎徹と互角に渡り合う。
現実世界でも特権利を扱うことができる。
黒沢一馬(くろさわ かずま)
特権 許可属 「改竄権」
権利 無し
碓氷と行動している不良のような青年。特権 改竄権を行使して攻撃を防ぎ続けていた。篠崎に尋問された時碓氷に殺される。国産ヒジキと言われていた。
八高玄丞(やだか げんじょう)
特権利 無し
総資産400兆円越の八高財閥の総帥。八高犬太の祖父で一度法廷に招集されている。犬太の事や被害拡大の防止のため、同盟AEFを結成する。
八高犬太(やだかけんた)
特権利 無し

玄丞の孫であり、煮しめのバイトの後輩。煮しめを尊敬しており、非常に真面目な性格。煮しめからは「凄い奴」 「よくできた後輩」と称賛されている。煮しめと共に法廷に送り込まれ、煮しめをかばい死亡、インサニティになる。


遠野天人(とおのたかと)

特権 遮断権

権利 不明

多数欠の最中で作られた不良グループに所属していた1人(深見もこれに所属)。睦月に襲われ死亡するが命令権により生き返り,残っていた記憶を元にアジトとしていた病院へ行き,そこで多数欠の記憶が本物であると知る。その後,世田谷区でのテロ情報をネットで漁っていた際に,島原雄吾からのメッセージを見つけて会いに行き,多数欠の全貌を知った後,5つの人工特権利をもらう。


山田愛美莉愛(やまだえみりあ)

特権 不明

権利 使用権

御堂側の人間であり,睦月の特権利や出身を知る人物。八木橋と須藤が通う塾で3位の成績を取るほど頭が良く,半径30m以内の名前を知る権利を使える権利・使用権を持つ。作中では,睦月の傍聴権を駆使して女王勢の動向を調べている。

特権利編集

特権利とは意識世界にあった人間の欲望が形になった超能力のようなものである。特権と権利は1人につきそれぞれ1つずつ保持することができる。特権、権利は一回取得すると、変更、破棄はできない。特権利は全部で666個あるらしい。

特権編集

特権は権利に比べてより強力な力で、許可属、変象属、生産属、そして例外の4つに分かれる。体の一部分をリスクとしてしはらう必要がある。特権を得る時にできることや使用条件などが説明される。

【許可属】編集

許諾に関係する特権。特性は意思によって働くため、他属と違い腕次第での操作限界がない。

命令権
全特権利中で最強の特権。森羅万象に対し自在に命令・強制実行させることができ,命令するだけで物理的にあり得ないことを起こす事も可能。吉井鉄平が持っていたが、彼は特権を使わないという信念を持っていたため、彼自身が使うことはほぼ無かった。リスクは両目の視力
拒否権
許可属第2位の強さを誇る特権。相手に何か言われたことに対して拒絶する意思を示す宣言(断るなど)をすることで相手にそのことをできなくさせられるが、使用者主体の拒絶に限るため第三者への効果はほぼ現れない。臣の特権で多数欠を断ることも可能。リスクは右耳の聴力
譲渡権
許可属第3位の特権。相手に対して指を指し、譲渡と宣言することにより、自分の傷などを相手に譲渡することができる。深見が保持していた特権で、譲渡をはねのけることができるのは単体では拒否権と命令権のみ。(ただし複数の特権利を複合して行使すれば防ぐことができる。)リスクは片側の腎臓
交渉権
皇帝が回収したことで使っていた特権。相手との交渉に使われ、交渉成立したものについては絶対的になる。ただし、交渉したどちらかが死んだ場合は成立した交渉は無効になる。皇帝はこの特権を使用し実篤に親権を破棄させたり、頼音と甲斐を側近にしたりする時に使用していた。リスクは不明
抵当権
葛西甲斐の特権。相手の特権利を担保にし、自分がつけた条件に相手が違反するとその特権利を奪うことができる。甲斐は相手に無茶な条件を付けて奪っていた。リスクは腎臓の可能性がある
再実行権
物理現象を除く特定の情報処理や特権利の行使などを再実行させることができる特権。1部では一色が保持していた特権で、多数欠を再実行させて1日に2度も多数欠を行わせたりしていた。2部では一色の死後、コウが自身の固有の特権にしており、過去に自身が使った特権利の引き出しを再実行することでいくつもの特権利を使用していた。リスクは乳房
偽証権
王野頼音の特権。自分がある物に触れながら証言することによって、5秒間その証言を「嘘」とし、生死以外の簡単な状態変化を起こすことができる。偽証できるのは1つの対象につき一度にひとつである。保持した特権で,棒を「これはムチではない」と宣言することによりムチにするなどして使っていた。リスクは片側の腎臓
相続権
御堂の特権。相手の生死に関係なく,所有の意思や所有権を失ったものを即時に相続することができる。物質の場合は空間を越えて自分の手元に届く。御堂は多数欠に質問するためのパソコンを相続させようとしたり、皇帝の死後には回収権ごと自分に相続させようとしていた。リスクは片側の腎臓
解除権
コウが使用する特権。触れることで入賀の空間分割を解除した。特権利以外にも有効かは不明。リスクはなし
抑制権
コウが使用する特権。対象の出力や速度を抑制・制限できる。劇中では分割権の出力や、コウ自身の落下速度に対して使用した。リスクはなし
隔離権
コウが使用する特権。任意に境界線を作り、使用者が解除するまで内外が相互に干渉することができなくなる。リスクはなし
議決権
皇帝が保持していた特権。詳細不明。多数欠を行うのに使用していたと思われる。
質問権
皇帝が保持していた特権。詳細不明。多数欠を行うのに使用していたと思われる。
承認権
皇帝が保持していた特権。詳細不明。多数欠を行うのに使用していたと思われる。
除外権
皇帝が保持していた特権。詳細不明。多数欠の対象から自身や傀儡を除外させるのに使用していたと思われる。
管理分配権
皇帝が保持していた特権。この特権により、特権利保持者が死亡した時、その特権利を宙に浮かさずにそれぞれの保持者に留めていた。また第3部の法廷世界において、勝利後の現実への強制送還をある程度引き伸ばしていた。
統制権
皇帝が保持していた特権。詳細不明。傀儡を操るのに使用していたと思われる。また更新権との組み合わせにより、『1分を10分に拡大する(=本来の10分相当の時間をかけて時間が1分更新されるように統制を取る)』といった、間接的な時間制御をすることも可能。
委託権
皇帝の保持していた特権。任意の対象に指定したものを委託することができる。皇帝は製造権で作っ義眼に両目の視力を委託することで、視力を得ていた。
通行権
甲斐が抵当権の担保として奪って得ていた特権。第三部では央我が使用。物質を強制的に通行させることができる。空気中では使用対象の周囲の空気が押しのけられて圧縮されるため衝撃波が発生するが、使用者自身が壁などの通り抜けを行なう際は、周囲に影響はなく潜行が可能となる。作者によると「『無理やり押し退けて通行』と『同化・または幽霊が通るイメージ』の使い分け」とのこと。
改竄権
黒沢一馬が所持している特権。物事の性質に潜む諸数値を改竄し性質を変化できる。有効範囲は半径1m。林音音の超音波周波数を下げて高い音に変えたり、海藤美佳の鉄板投げを速度を落として防いでいた。リスクは不明
遡及権
辻谷クロノが所持している特権。「半径10m以内」かつ「30秒以内の過去の事実」を変更できる。リスクは頭蓋骨
領土権
法廷世界で怪物が持っていた特権。領土半径200メートル以内、上空100メートル以内において自由なルール指定や変化指示を行なえる。領土に接地していない場合は使用できない。怪物はこれで爆撃や自身の飛行を行なっていた。
接続権
四方天の特権。離れた二点を接続することが出来る。ドアに使えば離れた場所へ瞬時に移動でき、人体内部の一部分と別の場所を接続すれば凶悪な殺傷能力を発揮する。複数個所を同時に接続することが出来る。

【変象属】編集

様々な変化や現象を起こすことができる特権。

分割権
入賀煉が保持している、変象属最強の特権。物理戦においては無敵を誇る。物理的分割、性質的分割、概念的分割の3つが使える。物理的分割は建物や物体を,概念的分割は空間を,性質的分割は速度や距離を分割することができ変象属の中でも最大級の応用範囲を持つ。空間分割によって視認権や透視権を使っても見えないようにして移動したり、最大数分割して敵を粉々に分割して倒すなどしていた。リスクは心臓
誘導権
変象属第2位で八木橋の特権。物理的な動線を誘導する特権。完全に静止して何の動力も加わっていない物や,意思や精神は誘導できない。地球上では基本的に重力がかかっているため事実的にすべてのものを動かすことができる。リスクは片側の腎臓
破壊権
変象属第3位、嘉藤騎士の特権。半径50メートル以内のものを破壊することが可能。しかし、騎士はまだ子供であるため、使いこなすことができていない。リスクは片側の腎臓
融合権
一之瀬龍太の特権。物質と細胞レベルで融合したり、分離したりすることができる。龍太は足にスプリングを生成したり、腕に剣を生成するなどしていた。保持者の練度に比例して強力になるため、龍太が二部で修行した後に登場した際には、一部の時よりもかなり強くなっていた。リスクは左腕。ただし融合権で回帰可能
回避権
鈴木理科の特権。「自分に関わる物理的損害を完全回避する効果」があり、周囲数メートルの物理攻撃を完全に無効化することができる。彼女の近くにいることでその人も攻撃を回避することができる。また自分に関わらない存在=敵には効果が及ばないため、回避権の効果範囲内においてはノーダメージで一方的に相手を攻撃できる。また第三部4話の作者のあとがきによると、高所から落下しても「(地面に)衝突前にフワッてなって、衝撃諸々回避権で外にポイされて着地」と語られており、衝突によるダメージも衝撃も回避できることが判明した。ただし物理的な損害を回避するだけであり、譲渡権などによる傷の譲渡等は回避できない。また自然的な酸欠も回避できない可能性がある。リスクは右足。
重力権
睦月の特権。自分の周囲の重力を自由に変えることができる。自分自身にかかる重力をゼロにして、浮遊するようなことも可能。最大重力1兆倍まで可能だが出力と持続時間は反比例であるため、1兆倍ならば0.5秒しか持続できない。また、重力そのものではなく「物体にかかる重力」を変えるため光や空間そのものには作用しないが、第二部終盤では睦月の周囲の空間が歪む演出がなされている。この理由については作者からも作中においても語られていない。リスクは左肺
固定権
平山の特権。物理固定と法則固定が使える。物理固定は人差し指で指差しすることによりその部分を固定し,法則固定は指差しで差している間に任意の条件で契約を交わすことにより発動する。また,平山は特権利を法則固定することにより騎士,相馬,深見らの特権が彼らが死んでもコウに渡らないようにしていた。リスクは膵臓
視認権
篠崎の特権。距離に関わらず,砂つぶ程のものも選び,見ることができる。壁などに遮られている場所は見ることができないが,わずかな反射からでも辿って視ることができる。取得していると,視認権が発動していない状態でも視力が常時得られる。
確保権
須藤が保持している特権。ある物の最後の1つを永続的に確保することができる。残量ではなく,残数で数える物を対象とし,生命体は対象外。須藤は銃の弾丸を確保したり,ビスケットを確保して食料を得るなどしていた。リスクは陰嚢
発電権
イクサの特権。自在に電気を扱う。スピードが速いので反射神経で避けるのは不可能だが、電気を放つ前に手元がスパークするので、それを見極めれば避けることができる。空気中の電荷に働きかけて発電する為生産属ではない。最大電圧は3万ボルト。リスクは不明
交換権
めぐるの特権。一度実物を見たことのあるものと自身の位置を交換することができる。あらかじめグルーピングすることで、自分「たち」と入れ替えることもできる。皇帝が頼音を迎えに行くときに一緒に来て拠点まで彼らと共に交換権を使って帰るなどもしていた。効果範囲は30メートルであり、補助効果として対象との距離計測を行なうことができる。リスクは片側の腎臓
回収権
皇帝の保持している特権。両目をリスクにしたが、生産属・特権 製造権によって義眼を製造した。所有権の無い指定のものを回収することができる。作中では保持者の死んだ特権利や味方の死体などを回収していた
領空境防衛権
1部では、皇帝が保持していた。2部では、コウが使用していた特権。領空からの物理攻撃を防ぐことができる。回避権と異なり、直接触れての攻撃や、地中・海中からの攻撃は防ぐことができない。
切断権
コウが使用する特権。腕を振った先にある物体で、最初に当たった対象を切断できる。コウの攻撃はほとんどこの特権を使っており、篠崎、平山、深見はこの特権により殺された。この他にもコウは大多数の特権を持っているが全て再実行権で引き出しているためリスクがない。
合流権
コウが使用する特権。対象のそばに瞬間移動できる。
貫通権
コウ、甲斐が使用する特権。使用者が物質や重力場などを貫通することができる。コウが使用した際は空中に浮かび上がる描写が見られるが、詳細は不明。貫通という名称が用いられているが、コウが使用するる場面では周囲の物質を消し去るシーンが多々見られる。
設置権
璃莉の特権。3段階発動であり、1段階目で相手の特権利を受け止めて保留、2段階目でそれを任意の場所に設置、3段階目で保留してあった特権利を発現させる。攻撃を受けないよう保留し捨てたり、罠やカウンターとして使用できる。劇中では兄の騎士の破壊権を罠として発動させていた。同時最大保留数は10件。リスクは片側の腎臓
水利権
イクサが初登場時に保持していた特権。水を手元に吸い寄せ、高速で放つことができる。コンクリートを破砕するほどの威力があるが、放つ水の軌道は単純な直線であり、何かに当たった水は再度手元に集めるまで操作できない。
回帰権
コウが使用する特権。対象をもとの状態に戻すことができる。衣服の汚れや切断した両足なども、一瞬で元に戻していた。
隠匿権
元は収容所副所長が持っていた特権だが、回収権で皇帝の物となる。第二部では,この特権がマザーライトに浮いたため,コウが使用した。対象を視認することができなくすることができる。この特権によって収容所副所長は収容所を、皇帝は皇帝の塔を、コウは埼玉の女王拠点や、マザーライトを隠していた。
模倣権
二部において皇帝が回収して保持した、物事を模倣できる特権。皇帝は回収権によって回収した大量のナイフのうち、投げた一本のナイフの動きに模倣させて騎士を攻撃するなどしていた。また、ゲームの技などの模倣も可能で、甲斐の前に現れた時もゲームの技の模倣により甲斐の彼女を瞬殺した。
集積権
甲斐が抵当権の担保として奪って保持していた特権。詳細不明。
復元権
回収権の説明に名称のみ登場。放出権などとセットで行使することで、回収権によって回収したものを元の状態に復帰させることができる。
放出権
回収権の説明に名称のみ登場。復元権などとセットで行使することで、回収権によって回収したものを元の状態に復帰させることができる。
浮上権
第二部の番外編に名称として登場。詳細不明。
改築権
碓氷瑞樹が所持している特権。既存の建物を自由に造り変える事ができる。「元になる建物が何階建て以上か。」「占有面積はいくらか。」などの使用可能条件がある。収容所施設の大部分はこの特権で造られた。リスクはおそらく視力
短縮権
林音音の特権。声の周波数などを縮め、超音波とする事で、脳を破壊するする事も可能。本人は「サイレント.フレア」という技として使っている。
削減権
トイレにいた男の特権。半径2メートル以内の物質を原子に分解する特権。
共栄権
海藤美佳の特権。自らの感じている感情により能力を強化することができる。海藤の場合男に対する憤怒及び憎悪の感情がエネルギーとなる。
先行権
男の特権。触れた物の時間を先行して灰化させたり老朽化させたりすることが出来る特権。

【生産属】編集

かなりの力を持つものを生産できる特権。生産属に限り特権の名前を宣言することが必要。さらに、体力を消費する必要がある。特権利全体の1%程度しか存在しない。権利がない

現化権
相馬隼人の特権。生産属第3位。紙やカードなどに書かれているものを具現化することができる。現化する物の印象や,見た目は反映されるが,細かい性能は反映されない。発電所破壊後の電気や,ごぼうらの食料もこの特権によってまかなっていた。体力の消費が激しく,相馬は右の肺がリスクだったため1日3回が限界であった。
実際には現化ではなく,神的降臨であり,物理的法則が通用しない。
気象権
セラフィエルこと「田之中権三郎」の特権。生産属最強の特権。気象を自在に操り、雷をいくつも落としたり雹を降らしたりできる。さらに相手の攻撃を局地的下降流(マイクロバースト)で防いだり、相手をトルネードによって吹き飛ばしたりもしていた。使用者は気象権で生み出した事象によっては一切被害を受けない。気象操作を始めてから終了するまでで一回のカウントであり、一度の体力消費で好きなだけ気象操作ができるため、体力の燃費がかなりいい。しかし、気温や圧力を操り造る擬似太陽(本人いわく「灼星」)は、出力がケタ違いのため、使用条件として特権が強制解除される。マザーライトから直接引き出した特権なのでリスクはない。
爆破権
一彦の特権。爆破自体の攻撃は自分自身は受けないが、その炎や煙などは自分も被害を受けてしまうため、大規模な爆破は自爆となってしまう。また爆破の規模と体力の消費量は比例し、威力によって1~20数回まで使用が可能。
蘇生権
コウが使っていた特権。生産属第2位。死体にこの特権を使うことで蘇生・復元させられ、肉体が欠片程度でも効果が発揮される。また衣服などの装備品も多少なりとも肉体に残っていれば復活する。女王サイドはコウとセラフィエル以外全員この特権によって蘇生されたことがある。
地上権
甲斐がよく使う特権。自分の所有地以外の場所に自在に建築物を建てられる。
製造権
皇帝が保持していた特権。皇帝はこの特権によって、リスクで失った両目の代わりとなる義眼を製造していた。(作者のTwitterより変象属ではなく生産属とのこと。)  

【例外】編集

上の3つ以外の極珍しい特権。

親権
成田実篤の保持する特権。未成年の顔を見ながら親だ、と宣言することでその未成年の特権利を全て支配、代替行使することができる。親権使用後は、対象である未成年は特権利が使えなくなり、また使用者に対して逆らうことができなくなる。実篤の父親が皇帝を倒す道として実篤に保持させていた。効果は対象が成人するまで有効である。

権利編集

特権ほどの力は無いが、体の一部をリスクにしはらう必要がない。また、特権と違って力を得る時にその権利についての説明がない。許可属、変象属に分かれる。

【許可属】編集

許諾に関する権利で、強い意志抵抗をすれば効果を受けない。

被回答権
臣の保持する権利。何か質問されたことに対してとっさに答えてしまう。強い意志を持てば抵抗できるが、初見では気づかず食らってしまうことが多い。発動までのスピードはトップクラス。
服従権
依恋の保持する権利。何か命令口調で相手に指示することにより、その通りの行動を相手に取らせることができる。一度目は、必ず引っかかる。その特性から、二度目以降は抵抗されやすい。命令権と同様、発動させる意思がなければ、命令口調であっても発動しない。
優先権
煮しめの権利。物事の優先を決められる権利。身の安全を優先、避雷を優先などして、使っていた。何に対しての権利か相手にはわかりづらいので、抵抗されにくい。使用時、対象を指差ししないといけない。
共有権
頼音が保持した権利。半径50メートル以内の人1人とテレパシーができる。応用すれば、相手の思考を読み取ることも可能。
表示権
ごぼうの保持する権利。色々な情報などを各種画面に表示することができる。この権利により皇帝討伐の有志を集ったり、皇帝死後も皇帝のふりをし続けたりしていた。
傍聴権
睦月の保持する権利。他人の様子や会話を、相手の許可・拒否を受けずに傍聴することができる。発動中は目の前で傍聴していても、相手がそれを認識することは難しい。これにより離れた場所に隠れている煮しめの吐息を傍聴し、位置を割り出した。
更新権
皇帝の保持する権利。状態や契約を更新する。状態の管理能力も付属しており、特権利の管理も行なうことができる。
開示請求権
鉄平の保持する権利。行政機関の持つ情報を、許可を必要とせず即時入手することができる。
監視権
コウが仲間の様子を見るために使用していた権利。離れた人物の様子を窺い知ることができ、死体に対しても有効。ただし、肉体が消滅して存在していない人物には無効。(実際に重力1兆倍に潰された睦月に対してはこの権利の使用は不可能だった。)
追跡権
入賀の権利。事前に条件を設定した上で対象にセットし、発動すると対象の居場所・位置を知ることができる。条件に合致すれば、対象の周囲半径1m以内の別の対象を追跡することもできる。
選択権
一部において仲間になった有志組の1人、吾妻誠の権利。選択肢を出された時に自由に選択し、それを妨害されない権利。作者によると「(選択権の詳細は)第1部の多分5巻辺りで完全版としてエピソードが追加になると思う」とのこと。
電波運用権
皇帝が保持していた権利。一部の時から保持しており、多数欠の表示に使用していた。後に女王(実際にはコウ)に蘇生された時も、この電波運用権と、回収権だけは返してもらっていた。
裁判補佐権
皇帝が保持していた権利。詳細不明。多数欠を行うのに使用していたと思われる。
貸与権
甲斐が抵当権の担保として奪って保持していた権利。詳細不明。特権利を貸せるかは不明。
出版権
甲斐が抵当権の担保として奪って保持していた権利。詳細不明。
肖像権
一部において封筒の状態で、御堂が透視権により中身を見ていた権利。詳細不明。御堂はこの権利を「別にいらないな」と言っていた。また作者によると、効果は特に考えていないとのこと。
解析権
辻谷クロノが持つ権利。使用者の目の前に画面が現れ、解析した結果が表示される。特権利については発動中のもののみ表示される。
使用権
山田愛美莉愛が持つ権利。半径30m以内の権利を使用できる権利。睦月の傍聴権を使用して女王勢の盗聴に使っていた。

【変象属】編集

停止権
八木橋が女王によって渡された権利。時限式でセットすることにより、対象または対象の半径1メートル以内の空間を時間停止することができる。一度の使用は最大4件まで。この権利を使って八木橋は仲間を数多く助けていた。本来は時間だけでなく様々な現象を停止させることができるが、作中ではほぼ時間停止のみに使用されていた。
飛翔権
騎士が保持する権利。最大3回まで空中でジャンプ、飛翔が可能。最大まで飛び切った後は落ちるまで浮遊する。
調整権
もともと皇帝がもっており、その後イクサが保持することとなった権利。温度や出力など、ものの状態を調整することが可能。
複製権
めぐるの持つ権利。目にしてから10秒以内のものを50%〜80%の精度で複製することができる。
透視権
御堂の保持する権利。物体を透かして見たり、言葉の裏に隠される真意を透視することができる。この権利により御堂は収容所で特権利の封筒の中身を透視、中身を全て把握することができた。
侵食権
虎撤を襲った怪物が持っていた権利。発動時の物理変化を徐々に拡大・侵食する。怪物は爪で攻撃する際に、傷を広げるために使用した。

人工特権利編集

成田実朝と島原雄吾がマザーライトの再現実験で作り出した666個の特権利に含まれない新しい特権利。この特権利は一つしか取得できない(特権と権利のスロットを両方使わないと定着しないらしい)。また、取り外しが可能で無権になったり交換することが可能。現在のところ5個である。

遮断権
遠野天人が持つ人工特権利。盾を作って防御,攻撃が可能。

リスク編集

収容所出身者、封筒取得者a、封筒取得者bに別れ、それぞれリスクの事情が違う。

収容所出身者の場合
回収権取得の為の被験者の為、取られて欲しくないものをリスクにされた場合。例として、相馬の右肺、臣の右耳の聴力、クロノの頭蓋骨、柳の両目、平山の膵臓、篠崎の右目

ただ、だいたいはリスクをごまかせた。(臣はイヤホンで聞こえづらいことを、クロノはリスクの場所にヘドバンを付けるなどしてごまかせた。)

封筒取得者Aの場合
健康体だが、怪我や骨折などでもう使わないような場所をリスクにする場合。例は龍太の右腕、理科の左足。
封筒取得者Bの場合
健康体かつ怪我などがなく自由にリスクを選べる場合。リスクとして有効かつ支障の出ない片側の腎臓を選ぶ人が多い。

例外として須藤は弱点を隠すため陰嚢をリスクにした。 どの事情でも共通することは特定の特権でリスクをチャラにして使える場合である。例えばクロノの遡及権や篠崎の視認権などが参考になりやすい

過去の採決編集

-1部-
皇帝の行った過去の採決を一覧にしたものである。収容所の多数欠は後述。
今これを見ている
試運転1日目。該当者以外が死滅。試運転1日目にして多くの人が死んだ。中には龍太も含まれた。頼音が皇帝を恨む原因となった。
東京に住む日本人yes or no
試運転2日目。東京に住んでいない及び外国人が死滅。八木橋も含まれていた。この採決は須藤が皇帝を恨む原因となった。
男or女
男(臣以外)が死滅。男を嫌悪していた海藤の質問である。
多数欠で生じた死者or生者
臣の投じた質問。ルールを逆手に取った質問で、試運転1日目、2日目、男が全員蘇生した。
東京で今これを見ている。
該当者以外死滅。再実行権で実行されたもの。
40歳以上or以下
40歳以上の人が死滅。
これ以降多数欠は行われなかった。40歳以上or以下は須藤の投稿であるが、多数欠の対象が物であっても平気か、二択だがそれ以外該当があっても大丈夫かをテストする為、はじめに「木造建築物orそれ以外の建築物」、「髪の色が七色or黄緑色」という投稿もしていた。
-2部-
皇帝が復活した後に行われた採決
岡山県新見市に住んでいたことがある血液型RH-O型の男性yes or no
ごぼうが開けた「守れ」の命令封筒のおかげで頼音たちは死なずにすんだ。対象の人物は吉井鉄平。
特権利を複数持っているyes or no
皇帝から1km以内行われた。生き残ったのは皇帝と葛西。
-3部-
法廷により行われた採決。
生きたいor死にたい
虎徹が最初に収集された時の採決。生き残ったのは虎徹と八高玄丞。
12歳以下の男であるyes or no
巡回法廷に柳陽人が招集された際に,回数券を使用して採られた多数欠。陽人1人が生き残った。
実家は都内yes or no
虎徹,奏斗,ごぼう,穢土などが収集された。ごぼうの表示権により,虎徹,奏斗,ごぼうが生き残った。
男or女
病院内で,四方天御門が接続権の行使により,八木橋と須藤を招集,この採決で一網打尽にした。

用語編集

多数欠関連編集

多数欠
突如世界中で行われた、多数派が「欠ける」生き残りゲーム。
毎日午前0時に二択の質問が表示され、該当する人が多い方の選択肢に当てはまった人々が死ぬ。毎日都内の指定区域内のどこかにある青いポストか赤いパソコンから質問内容を投稿することができ、その中の一件をその日の質問内容として採用される。そのため生き残るには質問を投稿して自分が少数派になるような質問をする必要がある。
実はこの多数欠は皇帝・柳 陽翔が議決権など複数の特権利を使って行っていた。
試運転
多数欠本番が始まる3日前、2日前に行われた、本番とは少しルールの異なった多数欠。
試運転1日目の質問は「今これを見ている YES or NO」試運転2日目は「東京都に住む日本人 YES or NO」であった。この2つの質問により世界中の人々の大半が死に、多数欠本番が開始された時までに生き残っていた人々は約100万人ほどしかいなかった。
多数欠セカンドステージ
御堂と入賀の投書により、多数欠のルールが改正された。これは今までは青いポストと赤いパソコンで質問の投稿ができたが、これからは赤いパソコンのみになるというもの。そして誰も質問を投稿しなかった日には多数欠を採らないというものであった。これは御堂が自分に有利になるように投書したものだったが、皇帝にとってもいい条件であったために採用された。
しかし実篤たちの努力によりパソコンは保守、一部ではそれ以降多数欠が採られることは無かった。
多数欠サードステージ
二部において頼音らが女王を倒すために行った作戦。実際の多数欠ではない。どこかにいる女王を殺すこと、倒すことのできた1人が生き残れるというルールを一般人に表示した。さらに東京を封鎖して東京とそれ以外との行き来をできなくすると表示し、女王の反応を伺う。
多数欠セルステージキラーゲーム
二部において皇帝が復活した後に行われたもの。特権利の回収を進めるためのもの。特権利保持者を殺し、最終的に特権利保持者殺害数が1番多かった人には身の安全の保証が、達成できなかった人たちには更なる悪夢が、というルールだった。
法廷
意識世界。特定の場所にいる且つスマホを見ている人が突如意識を失い集合させられる。多数欠のルールとしては、多数派が死ぬと法廷から帰還できるということと死亡者はインサニティとなるということである。精神の強さと意識世界での強さは比例し、精神が強いと、インサニティにならず、なってもすぐに蘇生する。(例として、犬養、リンネ、八木橋、須藤)

収容所関連編集

収容所
千葉県と東京都の県境の地下100メートルに位置する円形の施設。地方の人たちを拉致、監禁して特権利を強制取得させていた。A〜Jの10エリアからなる。
その目的は「当たり」である回収権を引かせ、全特権利を回収させることにより全ての特権利を思いのままに支配することである。そのため回収権が出るまで被験者を拉致し、強制取得をさせ続けていた。
臣、篠崎、相馬、一色、鉄平、入賀らは2年前にあった被験者の大規模脱走事件の時にこの収容所から逃げてきていた収容所出身者である。(クロノと碓氷のみ脱走していない)
また、実篤の父・実朝や御堂はこの収容所の職員であった。
皇帝
突如、全世界で多数欠を行った人物。正体は12歳の柳 陽翔であった。収容所に拉致、監禁されて特権利を強制取得させられ、「当たり」である回収権を保持する。その結果、収容所職員らに祭り上げられるが、彼はその非人道的な仕打ちから復讐を決意する。その後いくつかの特権利を回収させられた後、収容所にて小規模な初めての「多数欠」を行う。これにより職員や脱走していなかった被験者は死亡する。さらに世界規模での多数欠を行い全特権利の回収を目指した。
意識世界
もともと特権利があったとされる人間の欲望や念が漂う世界。この世界からコウはイタコとなって特権利をこの世に降ろした。
マザーライト
超時空間・構成干渉装置。コウが発明した、特権利を意識世界から引き出すことを可能とした機械である。また、保持者が死んで一度意識世界に「浮いた」特権利も再び引き出すことができる。この装置により引き出した特権利を封筒に閉じ込めることにより特権利が作られた。コウはその特権利を後に収容所の所長となる父親に渡してしまっていた。

メディアミックス編集

アニメ編集

  • PVアニメ「多数欠」(マイクロマガジン)

ドラマCD編集

  • ドラマCD「多数欠」(マイクロマガジン)

受賞歴編集

  • 2017年、「100万人が選ぶ 本当に面白いWEBコミックはこれだ!2018」オトコ編3位、オンナ編20位[2]
  • 2019年、AnimeJapan「アニメ化してほしいマンガランキング」2位[3]

書誌情報編集

出典編集

  1. ^ a b c d e f g h 「多数欠」特設サイト”. マイクロマガジン. 2017年9月27日閲覧。
  2. ^ 「100万人が選ぶ本当に面白い WEBコミックはこれだ!」結果発表”. TO BOOKS (2017年12月11日). 2018年2月19日閲覧。
  3. ^ AnimeJapan アニメ化してほしいマンガランキング”. AnimeJapan. 2019年4月27日閲覧。
  4. ^ 多数欠 1”. マイクロマガジン. 2017年9月27日閲覧。
  5. ^ 多数欠 2”. マイクロマガジン. 2017年9月27日閲覧。

外部リンク編集