Wikipedia:ウィキペディアは何ではないか

ウィキペディアネットワーク上の百科事典であり、また、それを実現するために、互いに尊重しあう精神の下で高品質の百科事典を作成しようとする人々のオンラインコミュニティです[注 1]。したがって、ウィキペディアは決して以下のようなものではありません

なお、この方針を満たせば何でもウィキペディアに記載してよいわけではありません。記事は、この方針以外にも、内容に関する各方針、特に五本の柱で示されている方針に適合するものでなければなりません。

スタイルと体裁

ウィキペディアは紙製の百科事典ではありません

ウィキペディアは紙製の百科事典ではありません[注 2]。検証可能性とこのページで示されているいくつかの注意事項を除き、取り扱うことのできる項目数や内容の総量に実質上の限界はありません。しかしながら、技術的に可能なことと理性的に行うべきことは異なります。これについては、以下の「内容」節をご覧ください。

記事のアクセシビリティのために、記事を適切な大きさに保ってください。特にダイヤルアップモバイルブラウザで閲覧している読者にとっては、記事の読み込み時間に直接影響します(Help:ページサイズを参照)。記事がある程度の分量に達したのち、その記事を分割して元の記事では適切な概要を述べるに留めることは、記事の成長過程ではよくあることです(Wikipedia:サマリースタイルを参照)。印刷された百科事典では短く、静的な項目としてしか掲載できないような話題でも、ウィキペディアでは紙を必要としないため、より多くの情報や外部リンクを掲載することができ、また、より素早く更新することもできます。

また、複数の同じような話題を扱う項目があるときに、必ずしも一方の項目から、より一般的に用いられているほうの項目に転送する必要もありません。そのような場合は「関連項目」節を設けて、より詳細な情報が密接に関係している別の記事にあることを示すのがよいかもしれません。

書式に関してウィキペディアが紙媒体と異なる点についてはWikipedia:スタイルマニュアルをご覧ください。

内容

ある情報が事実である、または有用であるとしても、それだけではウィキペディアという百科事典に掲載すべきだという根拠にはなりません。百科事典の記事はあらゆる細部に至るまでのすべてを包括する詳細な解説ではなく、記事主題に関する、それぞれの分野において受け入れられている知識を要約したものであるべきです。検証可能であり、出典の明記された内容が、適切な重み付けをされて取り扱われます。以下にウィキペディアに含むべきでないと合意されているものの例を挙げます。ただし網羅的ではありません。

ウィキペディアは辞書ではありません

ウィキペディアは辞書、用例集、業界用語集ではありません。ウィキペディアの記事は以下のものではありません。

  1. 定義 - 記事は単一の話題について明解な定義と解説で始まるべきですが、同時に、記事はその話題について定義以外の情報も提供すべきです。単なる定義以上の内容がない記事は、できれば百科事典的な内容を追加して拡張されるべきです。
  2. 辞書の項目 - 記事は人物、人間集団、概念、場所、出来事、物事などに関して解説するものです。単語や句自体が百科事典的な主題となり得る場合もありますが、用語の複数の異なる定義や語法を解説するような百科事典の記事はまれです。例えば個々のに関する記事は、それが文化的あるいは数学的な意味を解説するものであれば、許容されます。
    辞書であるウィキを探している場合は、姉妹プロジェクトのウィクショナリーをご利用ください。辞書的な項目はそちらへ移動されるべきです。
  3. 用例集隠語集 - 言語や方言、仲間内の特殊用語(クリンゴン語コックニーLeetなど)に関して解説した記事は望ましいものです。しかし、そういった言語を習得したい人向けの規範ガイドとなることは望ましくありません。詳細は以下にある「ウィキペディアはマニュアル、ガイドブック、教科書、学術雑誌ではありません」をご覧ください。
    ガイドブックを集めたウィキを探している場合は、姉妹プロジェクトのウィキブックスをご利用ください。言語学習者のためのガイドはそちらへ移動されるべきです。

ウィキペディアは独自の考えを発表する場ではありません

ウィキペディアは、あなた自身の考えや分析を発表したり、未発表の新情報を発表したりする場所ではありません。独自研究に関するウィキペディアの方針に従って、以下のいずれにもウィキペディアを使用しないでください。

  1. 独自(初出)の研究 - 独自研究には、理論や解の提案、独自のアイディア、用語の新定義、造語といったことがらが含まれます。もし、ある話題について今までに誰も行っていない研究を行ったなら、その成果は査読つき雑誌やその他の印刷媒体、評価の高いオンラインサイトなどの他の場で発表してください。そうやってあなたの成果が世に受け入れられた知識となれば、ウィキペディアはその成果について掲載することになるでしょう。そのような信頼できる情報源引き合いに出すことが、投稿内容が検証可能であって編集者の単なる意見ではないことを示すために必要です。
  2. 独自の発明 - 仲間内で流行っている様な言葉、酒宴のゲーム、ダンスの新しいステップを発明したとしても、それが複数の、独立した、信頼できる二次情報源で報じられるまでは、ウィキペディアの記事の題材として特筆に値することになりません。ウィキペディアはあなたが思いついたものを掲載する場所ではありません[注 3]
  3. 個人的なエッセイ - すなわち、ある話題に対するあなた個人による感想や考察、および評論などを書き綴るようなものが該当します(掲載すべきは専門家たちの共通見解です)。ウィキペディアは人類の集合知を目指しています。誰かの個人的見解を人類の知識の一部へ昇華させるための手段ではありません。ある個人の意見が議論に値するほど重要であるといった特異な状況であっても、ほかの誰かにそれについて書いてもらうほうが良いでしょう。ウィキペディアに関連する話題についての個人的なエッセイは自分の利用者名前空間やメタウィキに書いてください。
  4. 公開討論の場 - 百科事典を作成する作業に集中してください。ウィキペディアに関連する話題について利用者の会話ページで議論をすることは構いませんし、記事についての問題は関連したノートで解決すべきですが、議論を記事に持ち込まないでください。また、ノートページは記事を改善する議論をするために存在していることを忘れないでください。ノートページは記事の主題に関する漠然とした議論をする場でもなければ、指導や技術支援を得るためのヘルプデスクでもありません。ある話題についての具体的な質問は、ノートページではなく調べもの案内を使ってください。ウィキペディアンと他愛のない話をしたいなら、#Wikipedia-ja接続のようなIRCチャンネルを使うことができます。なお、これは掲示板ではなくIRCチャンネルですのでご注意ください。他にも、ウィキを議論や討論に使う試みを行っている初期段階のプロジェクトがあります。

ウィキペディアは演説台、広告宣伝の手段ではありません

ウィキペディアは演説台、戦場、評論の場、あるいはプロパガンダや広告活動の手段ではありません。これは記事、カテゴリ、テンプレート、ノートページ、および利用者ページに適用されます。したがってウィキペディアにあるコンテンツは以下のいずれにも該当してはなりません。

  1. プロパガンダアドボカシー(提言)、あるいは求人や勧誘 - 営利的、政治的、宗教的、その他何にせよ、その性格は問いません。もちろん、単独記事がそうした事柄を客観的対象として捉えて中立的な観点からその話題を記述しようとすることは良いでしょう。もしあなたが自身が是とする視点の長所を他人に説得したいのならば、ブログを始めるか、インターネットコミュニティを訪ねる方が望ましいかもしれません[注 4]
  2. 論評(評論) - 一部の主題、特に時事問題や政治に関する項目では、興奮して、つい自分の支持する見解を情熱的に推すような演説をぶちたくなってしまうかもしれませんが、ウィキペディアはそのような演説の媒体ではありません。記事は、とりわけ時事問題に関するものでは、記載内容の間に妥当な釣り合いが取れるように配分し、中立的な観点に立たなければなりません。さらに、ウィキペディアの執筆者はすぐに陳腐化するような記事を書かないように努力すべきです。なお、ウィキペディアの姉妹プロジェクトであるウィキニュースでは記事内での論説が認められています。
  3. スキャンダルやゴシップのまとめサイト - 存命中の人物に関する記事は特に高い基準が求められています。さもないと名誉毀損となったり、主題のプライバシーを侵害したりしかねないからです。他人の評判を傷つけるだけのために記事を書いてはいけません[注 5]
  4. 自己宣伝 - 自分自身や自分が深く関わっていることがらについて書きたい誘惑にかられるかもしれません。しかしながら、百科事典的な記事に関する基準は、そうしたページにも他のページと全く同様に適用されることを覚えておいてください。その一環として中立的な観点を維持することが必要となりますが、あなた自身あるいは自身に関わっていることがらについて書く上でそれは困難なものとなるでしょう。自伝的な記事へ過度にリンクやリダイレクトを張ることは認められていません。Wikipedia:自分自身の記事およびWikipedia:独立記事作成の目安をご覧ください[注 6]
  5. 広告活動 - 企業や製品に関する記事は、客観的かつ中立的に誇張なく記述されなければなりません。またすべての記事の主題は、記述された企業・団体とは関係を持たない、中立的な第三者が公表した記事や書籍などによって検証可能性を満たされなければなりません。ですからごく小規模な個人商店や地元企業の記事は通常受け入れられないでしょう。企業および組織・団体の記事においてその公式サイトに言及することは許容されますが、記事中の外部リンクの設置についてはWikipedia:外部リンクに従ってください。また組織の記事立項においては特筆性のガイドラインであるWikipedia:特筆性 (組織)もご覧ください。なおウィキペディアは、各種団体にお墨付きを与えることはありませんし、アフィリエイトプログラムに参加することもありません。記事が社会的運動の主張またはイベントを告知するもの、もしくは公共サービスについて公表するものである場合は、たとえそれらが非営利的であったとしても、ウィキペディア以外の媒体を用いるべきです[注 7]

ウィキペディア内部の方針やガイドラインに対する個人的意見は、現在や将来のプロジェクト運用に関連する内容であり、かつプロジェクトの進行を阻害しないようなものであれば、利用者ページ上で述べても構いません。

ウィキペディアはリンク、画像、メディアファイルのミラーサイトや保管場所ではありません

ウィキペディアはリンクや画像・メディアファイルのミラーサイトでもリポジトリでもありません[注 8]。ウィキペディアの記事は以下のものではありません。

  1. 単なる外部リンク集インターネットディレクトリ - 内容に関連する有用なリンクを一つ二つ記事に追加するのには何も問題ありません。しかし、リンク集部分が肥大化すると相対的に記事は矮小化されてしまい、ウィキペディアの目的から逸脱してしまいます。例えば多くのファンサイトが存在することがらについての記事では、主要なファンサイトを1つリンクすれば十分かもしれません。Wikipedia:外部リンクもご覧ください。
  2. 単なる内部リンク集 - 記事名が曖昧であるために曖昧さ回避となっているものや、記事の整理・案内のための一覧は除きます。後者に関してはWikipedia:一覧記事をご覧ください。
  3. 単なるパブリックドメイン資料などの集積所 - ウィキペディアは本やソースコードをまるごと収録したり、一次史料、書簡、法令、宣言、そのほか変更されていない原文通りの表記で提供されなければ意味の無いような性格の素材を集めたりする場ではありません。原典全体の複製はウィキソースでは受け入れていますが、ウィキペディアにおいては認められていません。なお、1911年版ブリタニカ百科事典のようなパブリックドメインの素材を利用して記事を充実させることに関しては何も問題はありません。Wikipedia:原典のコピーはしないウィキソースの収録方針もご覧ください。
  4. 単なる写真やメディアファイル集ファイルのストレージ領域 - ウィキペディアでは記事で使われないファイルは集めていません。百科事典の記事やプロジェクトページに使用されるファイルのみをアップロードしてください。また、ファイルの提供は、可能であればウィキメディア・コモンズへのアップロードを検討してください。コモンズのファイルはウィキペディアからリンク可能です。もしファイルがウェブサイト上のパブリックドメイン素材に由来するものなら、Wikipedia:パブリックドメインの画像資源にサイト情報を追加することを検討してください。

ウィキペディアはブログ、ウェブスペース、ソーシャルネットワーク、追悼サイトではありません

ウィキペディアはTwitterFacebookInstagramのようなソーシャルネットワークおよびそのサービスではありません。ウィキペディアを自身のウェブサイトブログ、あるいはウィキに利用しないでください。これは利用者ページにもあてはまります。ウィキペディアは以下のものではありません。

  1. 個人的なウェブページ - ウィキペディアンには各自の利用者ページが与えられていますが、これは百科事典編纂作業に関連した情報の提供に限って使用が認められているものです。個人的なホームページ、あるいはブログではなく、利用者各人のものですらありません。利用者ページもウィキペディアの一部であり、利用者間の共同作業の便宜のために存在しているのであって、自己宣伝のためのものではありません。個人的なウェブページやブログを作ったり、自分の経歴を投稿したりしたいのなら、インターネット上に無数に存在する無料サイトや、ご利用のインターネット・アカウントに付随するホスティング・サービスなどを利用してください。とはいっても、ウィキペディアになにがしか関連するユーモラスなページを適切な名前空間内に作成する程度のことは、許されるでしょう。利用者ページに関する現在の合意事項については「Wikipedia:利用者ページ」を確認してください。
  2. 出会い系サイト - ウィキペディアは恋人や性的関係を探し求めるのに適切な場所ではありません。性的指向の強い利用者ページは認められません。もちろん、百科事典を編集する過程で新たな友人と出会うということは、充分にありえることですが。
  3. 追悼 - ウィキペディアは亡くなった友人や知人、親類などの記憶を留めおくための場所ではありません。百科事典の記事の主題はウィキペディアにおける特筆性の要件を満たしていなければなりません。ただし、ウィキペディアに多大な貢献をしてきた利用者が亡くなった場合には、例外的に利用者名前空間に追悼ページが作られることがあります。

ウィキペディアの目的にあてはまらない共同作業にウィキの技術を使いたければ、たった1ページのサイトであっても、ウィキによるサービスを提供するサイトが無料有料含め数多くあります。また自分のサーバーにウィキのソフトウェアを導入することもできます。

ウィキペディアは名鑑ではありません

ウィキペディアは現存する、または過去に存在したあらゆる事象のカタログ・名鑑・人名録ではありません[注 9]。ウィキペディアの記事は以下のものではありません。

  1. 関連性の低い事項の一覧やまとめ - 例えば引用、格言、人名(実在・架空を問わない)の一覧などが当てはまります(ただしこれに限りません)。引用の一覧を作るなら、姉妹プロジェクトであるウィキクォートで作成してください。一覧に列挙されている個々の項が、記事の主題に関連しているがゆえに著名であったり、記事の主題への寄与が大きいがゆえに著名である場合には、一覧記事を作ることに何ら問題がないのはもちろんです。また、ウィキペディアでは参照の便を図るため、参考文献表や表形式の情報を記事中に含めることもできます。中心となる主題に関連した短い記事をまとめたグループは当然、問題ありません(詳しくはWikipedia:一覧記事をご覧ください)。
  2. 系譜 - 伝記記事はなんらかの名声や業績を有するか、あるいは、悪名高い人々のものに限るべきです。ひとつの指標としては、その人物が複数の(ネット上あるいは印刷物による)外部典拠で特集されているかどうかということが手掛かりとなります。それほど知られていない人々については、他の記事の中で言及してください。系図および伝記事典プロジェクトとして提案されているm:Wikipeopleもご覧ください。
  3. ハローページタウンページなどの電話帳 - 電話番号、ファックス番号、電子メールアドレス等の連絡先情報は百科事典的ではありません。
  4. 名鑑、名鑑の各項目、電子番組ガイド(EPG)あるいは商業活動に役立つ情報源 - 例えば、放送局に関する記事に、今後の予定や現在進行中の宣伝、現在の放送スケジュールなどを列挙すべきではありません。ただし、出来事や宣伝のうち主だったものや、歴史的に重要な番組一覧や放送スケジュールへの言及は認められるでしょう。また記事にあるノートページは記事に関して話すためのものであり、記事で扱っている主題に関するビジネスを行う場ではありません。
  5. 販売カタログ - 製品の価格に言及してよいのは、価格について情報源があり、さらに言及することに正当な理由がある場合に限ります。正当な理由の例としては、希少なコレクターズアイテムの注目すべき販売、価格競争の記述内での関連する価格の説明、そして歴史的な経済インフレーションの解説などが含まれます。一方、市場価格は時と場所によってばらつきが大きい瑣末な内容です。したがって、現在販売されている製品について述べた記事で市場価格に言及すべきではありません。さらにウィキペディアは競合製品の価格を比較したり、異なる業者が販売している同一製品の価格を比較したりするための価格ガイドではありません。
  6. 百科事典的ではないクロスカテゴリ - 「X民族/文化/教派出身のY社の人物」「X市のY料理のレストラン」といったクロスカテゴリは、何らかの文化的に意義がある現象でもない限り、百科事典的な記事の作成に関して十分な根拠を有するカテゴリとはみなされません。Wikipedia:過剰なカテゴリも参照してください。

ウィキペディアはマニュアル、ガイドブック、教科書、学術雑誌ではありません

ウィキペディアは百科事典的な参照資料であり、マニュアル、ガイドブック、教科書ではありません。ウィキペディアの記事は以下のように書かれていてはなりません。

  1. マニュアル - ウィキペディアは人物、場所、ものごとについての解説を収録していますが、ウィキペディアの記事はハウツー形式のマニュアル、(法律医療、およびその他すべての分野における)助言・忠告のように書かれていたり、あるいはハウツーを含んだりしてはなりません。これには「はじめての○○」その他各種チュートリアル、取扱説明書、ゲーム攻略法、レシピなどといったものを含みます[注 10]。ハウツー形式のマニュアルに興味があればwikiHowや姉妹プロジェクトのウィキブックスを見てみるといいかもしれません。
  2. 旅行ガイド - パリについての記事では、エッフェル塔ルーヴル美術館などの名所には言及すべきですが、あなたのお気に入りのホテルの電話番号や住所、シャンゼリゼ通りのカフェオレの価格を記載すべきではありません。ウィキペディアは、ホテルガイド、グルメガイド、旅行記などに書いた方がよい内容をまとめる場所ではありません。有名な場所は収録基準を満たすかもしれませんが、ウィキペディアは観光名所、レストラン、ホテル、話題のスポット一つひとつを網羅しません。ただし、そのような情報もウィキボヤージュウィキトラベルでは歓迎されるかもしれません。
  3. ゲームガイド - コンピュータゲームに関する記事では、どのような遊び方のゲームであるかが説明されています。しかし、武器やアイテムなどのゲーム中に登場する要素をリストとして記載することは特筆すべきものを除いて避けてください。特定のポイントの値や実績、時間制限、面、敵の種類、ゲーム中でのアクション、キャラクターの重量などの詳細な記述は不適切とみなされます。そのゲームや業界での重要性を理解するために不可欠なものであれば簡潔に要約するのが適切です。
  4. インターネットガイド - ウィキペディアの記事は、特定のウェブサイトの性格や外観、提供するサービスの説明のみのために存在すべきではなく、ウェブサイトについて百科事典的な方法で解説し、サイトの業績、影響、歴史的意義について情報を提供すべきです。ウィキペディアは、新しい展開や事実が明らかになれば即座に取り入れることができるため、参照資料の大多数に比べより新しい情報を提供できます。例としてPortal:最近の出来事をご覧ください。
  5. FAQ - ウィキペディアの記事にFAQを掲載してはいけません。代わりに、適切な記事の中に中立的な文章として情報をまとめてください。
  6. 教科書や注釈付文書 - ウィキペディアは百科事典的な参照資料であって、教科書ではありません。ウィキペディアの目的は事実の提示であって、主題について教えることではありません。例えば質疑応答や系統的な問題の解法など、教科書のように書かれた記事を作ったり編集したりするのは適切ではありません。そのような内容は姉妹プロジェクトのウィキブックスウィキソースに属します。これ以外のもの、特に教育よりも情報提供を意図するものについては、ウィキペディアの記事として適している場合もあるかもしれません。
  7. 科学学術雑誌や学術論文 - ウィキペディアの記事を、読者がその主題の分野に精通しているという前提で書いてはなりません。記事名には専門用語ではなく一般的な用語を使用するべきです。また、記事の導入部や冒頭部の数段落における概要説明は、平易な言葉遣いと概念で書き、教育を受けていればその分野に関する特定の知識をまったく有せずとも理解できるようにし、その後、より詳細な説明に進むようにします。その分野のより専門的な用語や概念に対してはウィキリンクを提供すべきですが、記事そのものは、読者がリンク先を見ず、文章から意味を推察しようとすることを前提として書くべきです。
  8. 事例研究 - 主題の多くは、要因X要因Yに対する関係を基礎として、独立、または複数の記事を立項しています。例えば、位置Xにある状況YアイテムXバージョンYなどです。2つの要素の組合せが、なんらかの文化的に重要な現象やなにか特筆に値することがらを説明するものならば、全く問題ありません。しばしば、世界各地での事情が大きく異なるために、ある項目について地域・国別に記事が必要とされることがあります。例としては朝鮮における漢字のような記事があげられます。しかし東京都における桜の木青いトラックといったものは独自研究主観的な分割となるか、あるいは百科事典的な記事として扱うことが困難なものとなるでしょう。

ウィキペディアは未来を予測する場ではありません

ウィキペディアは検証不能な推測を集める場ではありません。未来の出来事に関する記事はすべて検証可能でなければなりませんし、その出来事が実際に起きた後も記事として存在するに値するだけの十分に広い関心が寄せられる内容でなければなりません。適切な出典を示せるならば、将来的な提案や計画の成功の見通し、あるいは何らかの展開がありうるのかに関しての議論や見解を報告することは適切です。しかし、編集者が自身の意見や分析を記事に含めることは適切ではありません。映画やゲームなど、未発表のものに関する予告的な記事では、未検証および広告的な内容を避けるよう、特に注意してください。具体的には、以下のとおりです。

  1. 予定されるあるいは予想される将来の出来事は、その出来事に特筆性があり、ほぼ確実に行われる場合にのみ収録すべきです。出来事のための準備がまだ始まっていない場合には、その予測についての記述には充分に出典を示さなければなりません。適切な主題の例としては、2028年アメリカ合衆国大統領選挙2032年夏季オリンピックがあげられます。それに対して、2040年アメリカ合衆国大統領選挙や2048年夏季オリンピックは適切な主題とは見なされません。これらのことについて、検証可能かつ独自研究ではないことは何も述べられないからです。スポーツチームの予想ラインナップのような、元来検証不能で推論に過ぎないようなものは避けてください。将来の出来事の予定は、検証可能であれば、収録してもかまわないかもしれません。例外として、将来起こるか起こらないか不確かな出来事についての記事であっても、信頼できる情報源上で十分議論されているような主題であれば問題ないでしょう。宇宙の終焉などはそのような良い例です。
  2. 将来の出来事や発見に前もって割り振られているあらかじめ決定された一覧や、体系的な名付け法に基づく個々の項目は、一般的な情報しかない場合には、記事の主題として相応しくありません。熱帯低気圧の名称一覧は百科事典的ですが、「台風1号 (2025年)」は違います。実際この年に台風が北西太平洋に1つ以上発生し、反時計回りに渦を巻くことが確実であってもです。同様に、呼び方が推測できる数値の呼び方に基づく単語("septenquinquagintillion"〈10の174乗〉など)についての記事は、その単語が信頼できる権威によって定義されるか、実際に使用されていなければ百科事典的ではありません。一部の科学的推定は百科事典的なものとみなされます。例えば、まだ実験室で単離されていないものの、IUPACによって記述されている化学元素がこれに当たります。
  3. 推定、憶測、「将来の歴史」を提示するような記事は独自研究であり、したがって不適当です。科学や文化のあり方は絶えず推移していくものですが、その推移を予想しようとするのではなく、その推移が起こることを待たなければいけません。科学界において、現在受け入れられている科学的パラダイムが後に否定されたり、従来は論争があったり誤りとされていた仮説が受け入れられることが往々にしてありますが、ウィキペディアのなかでは、あえてそのような予測をすべきではありません。もちろん、予想を含んでいる特筆すべき芸術作品、評論、信頼できる研究については記事がありますし、あるべきです。 ガンダムシリーズの兵器についての記事は適切ですが、「第三次世界大戦に使用されるであろう兵器」の記事は不適切です。
  4. ウィキペディアは予想を行う場ではありません。 例えば現在の科学的な定説が覆ったり、受け入れられていない仮説が受容される等の予想を行う場ではありません。
  5. ウィキペディアは新製品の発表や噂を収集する場ではありません。ウィキペディアでは新製品に関する最新の知識も扱っていますが、発表されたという情報を載せただけの短い記事は不適切です。製品に関するより多くの事典的知識が検証が可能になるときまで、製品発表への言及は関連するより大きなトピック(例えば、開発者や製品のシリーズ、前の製品の記事など)に統合されているべきです。憶測や噂を記載することは、信頼できる情報源からの言及であっても百科事典として適切ではありません。

ウィキペディアは新聞ではありません

ウィキペディアは紙媒体ではないため、編集者は現在進行形の情報を報道のように反映したり、現在話題となっている事象について単体記事を立ち上げることに走りがちです。しかし全ての検証可能な事項についてウィキペディアに含めるのは適切ではありません。以下の記事などは相応しくありません。

  1. ジャーナリズム - ウィキペディアはニュース速報を扱う際、現地で取材した生の情報を提供すべきではありません。ウィキペディアは一次資料ではありません。一方、姉妹プロジェクトであるウィキニュースはまさに一次資料であることを意図していますので、生の情報はウィキニュースへの投稿を検討してください。ウィキペディアには、現在の報道でとりあげられている、歴史的意義のある主題に関する百科事典の記事が多くありますが、こうした記事は最近の検証された情報によってアップデートできます。
  2. 報道 - ウィキペディアでは人物や出来事の歴史的な特筆性が考慮されます。報道は百科事典の項目のための有用な資料となり得ますが、あらゆる出来事がそれ単独の百科事典記事を作成する正当性をもつわけではありません。公式発表、スポーツ、タブロイド報道のような日々繰り返されるニュースは、単独記事を作成するのに十分な土台とはなりません。仮にある出来事に特筆性があったとしても、そこに登場する個人には特筆性はないかもしれません。個人に関する報道が1つの出来事を越えた広がりを持つものでない限り、その個人に関する記述はその出来事に関する記事内に限定されるべきであり、主題全体における重要性に見合った分量の記載に限定されるべきです(詳細はWikipedia:存命人物の伝記をご覧ください)。最近の展開に関する情報を記載することは、時には適切なことですが、速報をことさら強調したり他の情報と異なる扱いにすべきではありません。ウィキペディアに適さない時事に関する報道は、姉妹プロジェクトのウィキニュースに適しているかもしれません。
  3. 日誌 - 著名な個人であっても、その人物が関与した出来事のすべてが重要とは限りません。例えば、有名人やスポーツ選手についての報道は非常に頻繁にあり、多くの些細な出来事を取り上げていますが、それらの情報源をすべて使ってしまうと、まるで日誌のような過剰に詳しく書かれた記事が出来てしまいます。出場した試合、記録した得点、誰かとした握手のすべてが、人物の伝記に載せるのに十分な出来事だとは限りません。

ウィキペディアは情報を無差別に収集する場ではありません

この方針の冒頭でも説明したように、単に真実であるだけでは、たとえ検証可能であったとしても、百科事典に収録するのに相応しい内容であるとは限りません。ウィキペディアの記事は以下のようなものであってはなりません。

  1. フィクション作品におけるあらすじのみの解説 - フィクション作品およびその構成要素について解説されているのがあらすじの概要だけであってはなりません。このような記事では、その作品の現実世界における位置づけ(制作の経緯、後世への影響、批評家の反応、出典を明示した文学的分析など)とともに、作品のあらすじ、登場人物、設定について適度に簡潔な解説が記述されるべきです。ほとんどあらすじしか書かれていないようなフィクション作品の記事は、現実世界における位置づけを説明する、よりバランスのとれた内容となるように改善されるべきです。フィクション作品を扱う記事の作成に関する詳細については、Wikipedia:スタイルマニュアル (フィクション関連)をご覧ください。
  2. 歌詞のデータベース - 1922年以降に公表された歌詞のほとんどは著作権で保護されているため、その引用は最小限にとどめ、直接の論評か詩作様式の説明を行う目的で使用されなければなりません。パブリックドメインとなっている歌に関する記事であっても、その内容は歌詞のみであってはなりません(そのような場合はウィキソースを使用すべきです)。その代わりに著作者、発表日、社会的影響などについて解説すべきです。著作権保護対象外の歌から引用する場合でも、記事の他の部分に対して妥当な長さに留め、解説の助けとしたりその様式を示したりするために使用されるべきです。全文はウィキソースに置き、記事からリンクすることができます。著作権が保護されている歌の歌詞へのリンクは決して行わないでください。ただしそのバンド自身が運営するサイトなど、その歌詞を引用する権利を有していることが明らかなサイトへのリンクは除きます。詳細はWikipedia:原典のコピーはしないをご覧ください。
  3. 統計の過剰な記載 - 明確な方向性を持たない長い統計の一覧は、読者にとって分かりにくく、記事の読みやすさを損なわせ、ごちゃごちゃにしてしまいます。記事に統計を掲載するときには、一般的な読者がその統計を記事中に適切に位置づけられるように、統計の説明文をきちんと付すべきです。統計の記載が必要な場合(例:2008年アメリカ大統領選挙の世論調査)には、長大なデータ一覧の可読性を高めるために、表を使用することを検討してください。
  4. 変更履歴やリリースノート - ソフトウェア製品の開発過程と大幅な改良の歴史のようなものはその製品に関する記事に含まれているべきですが、第三者言及を欠くソフトウェアの小規模なバージョンアップを逐一記載するのは不適切です。

ウィキペディアでは検閲は行われません

ウィキペディアには一部の読者にとって好ましくない、あるいは不快と感じる内容が含まれているかもしれませんし、なかには度が過ぎるものさえあるかもしれません(Wikipedia:内容に関する免責事項を参照)。誰でも記事を編集することができ、その変更が直ちに反映されるため、ウィキペディアでは、記事や画像が常にすべての読者にとって許容できるものであること、あるいは一般的な社会または宗教規範を遵守するものであることを、保証できません。

明らかに不適当な内容(ショックサイトへの関係のないリンクや明らかな荒らしなど)は、即刻除去されるのが普通です。ウィキペディアの存命人物の伝記の方針に違反すると判断された内容、それ以外のウィキペディアの方針(特に中立的な観点)に反する内容、ウィキペディアを含むウィキメディアサーバーが設置されているアメリカ合衆国フロリダ州の法律に違反する内容も、それぞれ除去されます。しかし、記事の内容に関連したものであるため、不快に感ずる人がいるかもしれない記述、画像、リンクが含まれている記事もあります。不快に感じるおそれのある内容についての議論は、それが不快に感じられるかどうかという点ではなく、その内容を記事に含めることが適切かどうかという点に焦点を当てるべきです。さらに言えば、「不快なもの」だというだけでは、内容を除去する理由としては一般的に不十分です。

とりわけ、引用に際しては、引用部分に不快感を与え得る言葉があっても、これを検閲して除去してはいけません。ウィキペディアの典型的な読者が不快、冒涜、卑猥と考える言葉や画像は、それが省略されることによって記事から有益性、関連性、正確性が失われ、かつ、同等に適当な代替手段が存在しない場合にのみ使用されるべきです。

コミュニティ

上記の方針はウィキペディアの内容に関するものです。 以下の方針はウィキペディアの管理と諸手続きに適用されます。

ウィキペディアは無法地帯ではありません

ウィキペディアは自由かつオープンですが、百科事典の作成が阻害される場合には自由と開放性を制限します。ですからウィキペディアは規制されない自由な言論のための掲示板ではありません。ウィキペディアが開放的かつ自律的プロジェクトであるからといって、アナキズムコミュニティの成立可能性を追求することは、ウィキペディアの目的のどこにも含まれません。私たちの目的は百科事典の作成であり、アナキズムがどこまでいけるかの実験ではありません。m:権力構造(メタウィキの私論)もご覧ください。

ウィキペディアは多数決主義ではありません

合意形成の主たる(しかし唯一ではない)方法は、編集議論であり、投票ではありません。合意形成にむけて調査投票を利用することはありますが、そうした投票や調査は議論の助けになるどころか、むしろ妨げになる場合があります。それらは慎重に用いられるべきであるし、他の合意形成された意思決定を上回る拘束力はありません。

ウィキペディアは規則主義ではありません

ウィキペディアはきまりで縛られているわけではありません。模擬裁判ではありませんし、規則はコミュニティの目的ではありません。ウィキペディアにおける行動規範は、方針やガイドラインの文言によって創設されるわけではありません。方針やガイドラインは、むしろ、何を容認し、何を排除すべきかについてのコミュニティの既存の合意事項を、確認・文書化するものなのです。もし指示の肥大化の発生が確認されたならば、そのようなルールは除去すべきです。

明文化された方針とガイドラインは真摯に受け止められるべきですが、誤用されることがありえます。方針の字面の解釈に固執するあまり、方針の原理原則を損なうことをしないでください。もし規則が百科事典の改善をどうしても妨げるものなら、それらを無視してください。見解の不一致は、規則や手続きに固執することによってではなく、合意形成を重視した議論によって解決してください。さらに、方針やガイドラインそのものも合意の変遷に応じて変化し得るものです。

提案や推薦など、投稿するときに犯した手続き上の瑕疵は、その投稿を無効とする根拠にはなりません。

ウィキペディアは戦場ではありません

ウィキペディアは恨みを抱いたり、個人的な対立を持ち込んだり、憎しみや恐怖を助長するための場所ではありません。ウィキペディアでの議論から個人的な争いを生むことは、ウィキペディアの方針と目標に真っ向から反するものです。

利用者一人ひとりに、礼儀正しく、冷静に、そして協調の精神をもって他の人と接することが求められています。自分とは意見が異なる人を侮辱したり、困らせたり、威嚇したりしないでください。むしろ、問題に理知的に取り組んで、礼儀正しい議論に努めてください。もし他の利用者の態度が無礼、非協力的、あるいは侮辱的であったり、あるいは困らせたり、威嚇したりしようとする場合ですら、それを理由にして同じように応じることは認められません。提起された実際の論点のみに取り組んでそれ以外の不適当なコメントを無視するか、場合によっては完全にその利用者を無視してください。そのような状況では問題の利用者に「個人攻撃はしない」というウィキペディアの方針を指摘することもできます。対立が続いて悩ましい場合にはウィキペディアの論争の解決の手順を利用してください。

主張の正当性を示すだけのためにウィキペディアを変更したいという衝動は抑えてください。

ウィキペディア、ウィキペディアン、あるいはウィキメディア財団に対する、法的なものを含めいかなる威嚇にもウィキペディアを使わないでください。法的な問題については、他の連絡手段が在ります[注 11]。威嚇は許されないことであり、追放されることがあります。

ウィキペディアは強制ではありません

ウィキペディアはボランティアのコミュニティであり、利用者に対して、本人が望む以上の時間と労力の提供を求めません。他の利用者により多くを要求するより、むしろ百科事典自体を改善することに集中してください。いつ編集を休み、またいつウィキペディアを離れるかは利用者の自由です。

最後に

よからぬ考えは他にもいくらでもあるでしょうが、ウィキペディアはそのいずれにも当てはまりません。誰かが思いつくかもしれないよからぬことすべてを予期し、先手を打っておくことはできません。このページに書かれていることのほぼすべては、思いも寄らなかった新しいよからぬことを誰かが思いついて実行してしまったがために、ここに書かれたものです(Wikipedia:鼻に豆を詰めないでをご覧ください。「誰かがやるかもしれない」ことに先手を打つことは特によくないこととされています)。概して、「よからぬことである」というだけで、そのことを避ける充分な理由となります。もちろん、その考えがよくないというのに充分な理由があるということが前提ですが。

疑問に思ったときは

記事に何が含まれるべきで何が含まれるべきでないか疑問に思ったときは、読者が百科事典の同じ見出しの項目に何を期待するであろうかを考えてみてください。Wikipedia:Articles for deletion/Common outcomes(削除依頼/よくある結論)は公式の方針ではありませんが、過去に何が百科事典的で何がそうでないと判断されたかの記録として参考になるでしょう。

上記の規則に違反していると思われる場合は、以下のことを検討してみてください。

  • 記事の内容を通常の編集によって変更する。
  • ページの履歴を保持したまま、リダイレクト化する。
  • もし削除の方針に合致するものなら、削除依頼を提出する。どのような種類の投稿に削除の危険があるか理解するためには、削除依頼の議論を定期的に追う必要があります。
  • ノートページで他のウィキペディアンと適切な議論を行い合意形成したのちに、このページの規則を変更する。新しい記述を加える際は、できるだけ明確に説明するとともに、似てはいるが許容される例も同時に提示してください。

姉妹プロジェクトの同種の方針・ガイドライン

脚注

注釈

  1. ^ "The Wikipedia Community" と題するウィキペディアのコミュニティについての英文のエッセイがWikipedia:メタウィキメディアにあります。
  2. ^ "Wikipedia is not paper" と題するウィキに関する英文のエッセイがWikipedia:メタウィキメディアにあります。
  3. ^ 関連する情報として、英語版に "Wikipedia is not for things made up one day"という文書があります。
  4. ^ 注意: ウィキペディアのページはウィキペディアと無関係の主張に使用してはいけませんが、ウィキペディア名前空間においてはウィキペディア自身の組織や改善について特定の観点から主張する際に使用できます。そうしたエッセイ、ポータル、プロジェクトページなどはウィキペディアの一部です。
  5. ^ 英語版には他者への攻撃を目的としたページは即時削除の対象とする方針 "Wikipedia:Attack page" があります。
  6. ^ 職務上の利益に影響することがらに関する英語版の方針 "Wikipedia:Conflict of interest" も参照してください。
  7. ^ en:Wikipedia:Conflict of interestを参照。もしウィキペディアで告知または広告宣伝行為をすることは、その執筆者が、独立・中立・非営利を是としたウィキペディアに対して利益相反行為を行ってしまうことになります。
  8. ^ 注意: 英語版ウィキペディアのGFDL記事には「フェアユース」と見なされている多くの画像や、一部はテキストも含まれていますが、日本語版を始め、他言語版ウィキペディアではこうした使用を認めていないものがあります。Wikipedia:著作権もご覧ください。
  9. ^ この条項は、ウィキペディア内の情報を整理したり、特筆すべき主題を記述するために作成されている、ウィキペディア内の記事へのリンク一覧は対象としていません。
  10. ^ ハウツーの制限はウィキペディア名前空間には適用されません。Wikipedia:百科事典向け写真撮影のガイドといった、ウィキペディアそのものを編集することに関連した「ハウツー」はあって然るべきものだからです。また標準名前空間の通常記事においては、なにかがどうやって使われるかについて読者に対して説明することは百科事典的ですが、命令形で読者にどうやって使用するか指示することは百科事典的ではありません。
  11. ^ 自分の法的権利が侵害されていると考えるなら、同じ問題に巻き込まれている他の利用者と話し合うか、適切なメーリングリストで問題の解決を図るか、ウィキメディア財団に連絡できます。問題が著作権侵害の場合には「Wikipedia:著作権侵害への対処#著作権侵害に遭ったら」を参考にして然るべき場所にお知らせください。

関連項目